特許
J-GLOBAL ID:200903043259994914

分光化学分析及び3次元形状観察法並びにその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-348029
公開番号(公開出願番号):特開2007-086047
出願日: 2005年12月01日
公開日(公表日): 2007年04月05日
要約:
【課題】 本願発明の課題は、着色されたガラスやプラスチックのような光吸収材料、あるいは、磨りガラス、紙、生体などの光散乱物の向こうにある透明物体の3次元形状と分光特性の測定を可能にすることである。【解決手段】 物質による吸収・散乱の影響を受けにくい波長の異なる二つの近赤外短パルスレーザー光をもちいるところが本願発明の要点である。第1のパルスを多光子励起パルス、第2のパルスを吸収モニターパルスと呼ぶ。試料の一点に集光した第1パルスの多光子吸収過程によって観測物を電子的励起状態に遷移させる。これによって誘起される近赤外波長領域の光吸収を同じ位置に集光した第2パルスでモニターする。吸収スペクトルあるいは2パルス間の時間差を掃引したときの吸収強度応答から物質を同定する。レーザーの集光位置を3次元的に走査することによって物体の形状を観測することも可能である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
不透明障害物の向こう側に存在する物体に対して、第1の高強度近赤外パルスレーザーパルスを照射し、該物体内部の一点において集光させることにより該一点において多光子励起を惹起せしめ、該励起により近赤外波長領域の光吸収を誘起し、第2の近赤外パルスレーザーパルスの該一点における光吸収スペクトルに基づいて該物体の分析を行うことを特徴とする物体の調査方法。
IPC (2件):
G01N 21/39 ,  G01B 11/24
FI (2件):
G01N21/39 ,  G01B11/24 A
Fターム (25件):
2F065AA53 ,  2F065BB21 ,  2F065FF46 ,  2F065GG04 ,  2F065GG08 ,  2F065GG09 ,  2F065GG21 ,  2F065GG23 ,  2F065LL22 ,  2F065MM03 ,  2G059AA02 ,  2G059BB08 ,  2G059CC20 ,  2G059EE01 ,  2G059FF01 ,  2G059FF02 ,  2G059FF04 ,  2G059GG01 ,  2G059GG08 ,  2G059HH01 ,  2G059HH06 ,  2G059JJ11 ,  2G059JJ13 ,  2G059JJ30 ,  2G059KK01
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-27844号公報
  • 特許第2836859号
  • 多光子励起レ-ザ顕微鏡
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-061495   出願人:オリンパス光学工業株式会社
審査官引用 (3件)
  • 特許第2836859号
  • 特表平5-503149
  • 多光子励起レ-ザ顕微鏡
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-061495   出願人:オリンパス光学工業株式会社

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