特許
J-GLOBAL ID:200903043268596565
ダイカストシミュレーション方法、その装置及びそのプログラム、並びに当該プログラムを記録した記録媒体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
高橋 祥泰
, 岩倉 民芳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-213356
公開番号(公開出願番号):特開2006-026723
出願日: 2004年07月21日
公開日(公表日): 2006年02月02日
要約:
【課題】残留歪みおよび残留応力を精度よく解析することができるダイカストシミュレーション方法を提供すること。【解決手段】鋳型要素、鋳物要素、及び加圧要素としての微小要素に分割する要素作成ステップS101と、熱的特性値に基づいて鋳物要素の温度と固相率を求める凝固解析ステップS301と、鋳物要素の機械的特性値を求めると共に、加圧要素によって鋳物要素に加圧力を付加し、加圧力と機械的特性値とを基にして、鋳物要素の歪み、変位及び応力を求める途中応力解析ステップS302と、鋳物要素のすべてが固相になった後に、熱的特性値に基づいて鋳物要素の温度を求める冷却解析ステップS401と、途中応力解析ステップS302において得られた鋳物要素の歪み、変位および応力を初期値として用い、鋳物要素の歪み、変位及び応力を求める熱応力解析ステップS402とを有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鋳型内に溶湯を加圧注入して凝固させることにより所望形状の鋳物を得るダイカストを行う際に、少なくとも上記鋳物に生じる歪み及び応力を求めるダイカストシミュレーション方法であって、
上記鋳型の形状データを基に、鋳型部分に位置する鋳型要素、鋳型内の空間に位置する鋳物要素、及び該鋳物要素に加圧力を加える部分に位置する加圧要素として、それぞれ複数の微小要素に分割する要素作成ステップと、
上記鋳物要素のすべてに溶湯が充填された状態の熱的特性値を付与し、該熱的特性値に基づいて微小時間後の上記鋳物要素の温度と固相率を経時的に求める凝固解析ステップと、
該凝固解析ステップにより得られた温度及び/又は固相率を基にして上記鋳物要素の機械的特性値を求めると共に、上記加圧要素によって上記鋳物要素に加圧力を付加し、該加圧力と上記機械的特性値とを基にして、上記鋳物要素の歪み、変位及び応力を経時的に求める途中応力解析ステップと、
上記鋳物要素のすべてが固相になった後に、熱的特性値に基づいて微小時間後の上記鋳物要素の温度を経時的に求める冷却解析ステップと、
該冷却解析ステップにより得られた温度を基にして上記鋳物要素の機械的特性値を求めると共に、該機械的特性値を基にして、かつ、上記途中応力解析ステップにおいて得られた上記鋳物要素の歪み、変位および応力を初期値として用い、上記鋳物要素の歪み、変位及び応力を経時的に求める熱応力解析ステップとを有することを特徴とするダイカストシミュレーション方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
2G040AA01
, 2G040AB02
, 2G040AB19
, 2G040BA08
, 2G040CA02
, 2G040CA03
引用特許:
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