特許
J-GLOBAL ID:200903043300808120

トルクカム機構および四輪駆動車両の動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-343610
公開番号(公開出願番号):特開2003-146099
出願日: 2001年11月08日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】 トルクカム機構において、カムボールに作用する遠心力が一対のカム部材を相互に離反させようとするスラスト力を低減する。【解決手段】 トルクカム機構61は、共通の軸線まわりに相対回転自在に配置された第1、第2カム部材62,63と、それらの対向面62a,63aに形成された第1、第2カム溝74,75に嵌合するカムボール64とから構成される。第1カム溝74の深さD1はカムボール64の半径Rよりも大きく、第2カム溝75の深さD2はカムボール64の半径Rよりも小さくなっており、第1、第2カム部材62,63と共に回転するカムボール64に遠心力が作用しても、その遠心力を深い方の第1カム溝74で受け止めることで、第1、第2カム部材62,63の対向面62a,63aを相互に離反させるスラスト力の発生を抑制する。
請求項(抜粋):
共通の軸線まわりに相対回転自在に配置された第1、第2カム部材(62,63)と、第1、第2カム部材(62,63)の相対向する対向面(62a,63a)にそれぞれ形成された第1、第2カム溝(74,75)の両方に嵌合するカムボール(64)とから構成されており、第1、第2カム溝(74,75)はカムボール(64)の円周方向の移動を許容するカム部(74a,75a)を備え、第1、第2カム部材(62,63)の相対回転によりカムボール(64)が第1、第2カム溝(74,75)のカム部(74a,75a)に乗り上げて両対向面(62a,63a)を離反させる軸方向のスラスト力を発生するトルクカム機構において、第1、第2カム溝(74,75)の一方の深さ(D1)がカムボール(64)の半径(R)よりも大きく、他方の深さ(D2)がカムボール(64)の半径(R)よりも小さいことを特徴とするトルクカム機構。
IPC (2件):
B60K 17/34 ,  F16D 25/0638
FI (2件):
B60K 17/34 B ,  F16D 25/063 K
Fターム (14件):
3D043AA01 ,  3D043AB17 ,  3D043EA03 ,  3D043EA18 ,  3D043EB06 ,  3D043EB13 ,  3D043EF06 ,  3J057AA04 ,  3J057BB04 ,  3J057CA06 ,  3J057GA26 ,  3J057GB13 ,  3J057GB14 ,  3J057HH02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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