特許
J-GLOBAL ID:200903043307541544

プラスチック選別方法およびプラスチック選別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-164535
公開番号(公開出願番号):特開2000-126649
出願日: 1999年06月11日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】【課題】 ホッパへ投入された複数の異なる樹脂系のプラスチックからなるプラスチック片を攪拌して摩擦帯電する際、異なる種類のプラスチック片の量の差が大きいと、攪拌時に、プラスチック片に分離に必要な帯電量、あるいは極性が与えられないことがあり、この場合、プラスチック片の選別を十分に行うことができなかった。【解決手段】 回収しようとする特定のプラスチック片1が少ない場合、摩擦帯電装置3内にその特定のプラスチック片1を摩擦帯電補助材21として添加して攪拌することで、異なった種類のプラスチック片1同士(例えばPVCとPE)が同一の極性に帯電するのを防止するとともに独自の帯電量を与え、静電分離部Gでの分離を確実に行い、特定のプラスチック片1を回収することができる。
請求項(抜粋):
粉砕された複数種を混合したプラスチック片を摩擦帯電装置に投入して攪拌することで各プラスチック片毎の極性・帯電量に帯電させ、これら帯電させたプラスチック片を摩擦帯電装置の下方に配置した静電分離部で、極性・帯電量に応じて分離用容器に別々に回収するようにして特定のプラスチック片を取り出すようにしたプラスチック選別方法であって、回収しようとする特定のプラスチック片の量が少ない場合、混合したプラスチック片同士を摩擦帯電装置で攪拌する際に、その特定のプラスチック片、それと同種のプラスチック片、混合したプラスチック片の帯電序列で中間に位置するプラスチック片および所定の帯電序列でプラス又はマイナス側に位置するプラスチック片のうち何れかを摩擦帯電補助材として所定量だけ添加し、この添加した摩擦帯電補助材を摩擦帯電装置に残留させることで繰り返して使用することを特徴とするプラスチック選別方法。
IPC (2件):
B03C 7/02 ,  B29B 17/00
FI (2件):
B03C 7/02 C ,  B29B 17/00
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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