特許

J-GLOBAL ID：200903043448357097

物体浮揚搬送装置

発明者： 高三 正己 ,  上羽 貞行 ,  小池 義和
出願人/特許権者： 株式会社豊田自動織機
代理人 (1件)： 恩田 博宣 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-326802
公開番号（公開出願番号）：特開2002-128260
出願日： 2000年10月26日
公開日（公表日）： 2002年05月09日
要約：

【要約】【課題】 長尺の振動体に進行波を発生させて物体を浮揚状態で安定して搬送することができる物体浮揚搬送装置を提供する。【解決手段】 物体浮揚搬送装置1は平行に配設された2個の長尺の振動体2a,2bを備え、各振動体2a,2bの一端に発振側の振動子4が、他端に受波側に振動子6がそれぞれホーン5を介して連結されている。振動子4の励振用のピエゾ素子は発振器12に、振動子6のエネルギー変換用ピエゾ素子は負荷回路16にそれぞれ接続されている。両振動子4,6には、電圧が供給されない圧電素子と、該圧電素子に接続されるとともにインピーダンスが可変の外部インピーダンス14とが設けられ、外部インピーダンス14の調整により、各振動系の共振周波数が変更可能になっている。制御装置19はエネルギー変換用ピエゾ素子の出力電圧が所定の値以上になるように発振器12の出力を制御する。

請求項（抜粋）：

長尺の振動体の一端に発振側の振動子を設けるとともに、他端に受波側の振動子を設け、該振動体に進行波を発生させてその放射圧により振動体の表面上で物体を浮揚させた状態で搬送する物体浮揚搬送装置であって、前記発振側の振動子に設けられた電圧が供給されない圧電素子と、前記圧電素子に接続されるとともにインピーダンスが可変の外部インピーダンスと、前記発振側の振動子を励振させる励振手段と、前記受波側の振動子の振動状態を検出する振動状態検出手段と、前記振動状態検出手段の検出信号に基づいて、受波側の振動子のエネルギー変換用素子の出力電圧又は出力電流が所定の値以上になるように前記励振手段の出力及び前記外部インピーダンスの少なくとも一方を制御する制御手段とを備えた物体浮揚搬送装置。

IPC (4件)：

B65G 27/24 ,  B06B 1/06 ,  B06B 3/04 ,  H02N 15/00

FI (4件)：

B65G 27/24 ,  B06B 1/06 A ,  B06B 3/04 ,  H02N 15/00

Fターム (15件)：

3F037BA03 ,  3F037BA05 ,  3F037CA14 ,  3F037CB02 ,  5D107AA08 ,  5D107AA14 ,  5D107BB01 ,  5D107BB06 ,  5D107CC04 ,  5D107CC10 ,  5D107CC12 ,  5D107CC13 ,  5D107CD01 ,  5D107CD07 ,  5D107FF02

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 浮揚装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-111699   出願人：株式会社東芝
• 物体浮揚装置を具備した物体搬送装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-031261   出願人：株式会社カイジョー
• 特開平2-199994