特許
J-GLOBAL ID:200903043526187721

車両の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中村 聡延 ,  山本 晃司 ,  江上 達夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-056611
公開番号(公開出願番号):特開2009-210108
出願日: 2008年03月06日
公開日(公表日): 2009年09月17日
要約:
【課題】車両の制御装置において、主に、噛合い式クラッチの係合時における回転位相制御を迅速に且つ高精度に且つ容易に行う。【解決手段】車両の制御装置は、レゾルバ(回転位相角検出手段)は、一方のドグ歯の特定の内歯に対する他方のドグ歯の各歯溝の回転位相角を検出する。記憶手段は、他方のドグ歯各歯溝を識別する識別番号に対応付けて上記回転位相角を予め記憶している。噛合目標歯識別番号決定手段は、検出された回転位相角と他方のドグ歯の回転数と記憶手段に記憶された回転位相角とに基づき、一方のドグ歯の特定の内歯に対し噛合わせ目標となる他方のドグ歯の歯溝の識別番号を噛合目標歯識別番号として決定する。制御手段は、一方のドグ歯の特定の内歯が、噛合目標歯識別番号に対応する他方のドグ歯の歯溝に噛合うように一方のドグ歯と他方のドグ歯との回転方向における相対的な位相を合わせ、その両者を噛合わせる。【選択図】図8
請求項(抜粋):
歯と歯溝とが周方向に交互に配置された第1の噛合要素と、歯と歯溝とが周方向に交互に配置され、前記第1の噛合要素と噛合わせられる第2の噛合要素とを備えるクラッチ機構を有する動力伝達機構を備える車両の制御装置であって、 前記第1の噛合要素の特定の歯に対する前記第2の噛合要素の各歯溝の回転方向における相対的な回転位相角を検出する回転位相角検出手段と、 前記第2の噛合要素の各歯溝を識別する識別番号に対応付けて、前記第2の噛合要素の各歯溝の前記回転位相角を記憶する記憶手段と、 前記回転位相角検出手段により検出された前記第2の噛合要素の各歯溝の回転位相角と、前記第1の噛合要素及び前記第2の噛合要素の少なくとも一方の回転数と、前記記憶手段に記憶された回転位相角とに基づいて、前記第1の噛合要素の特定の歯に対して噛合わせの目標となる前記第2の噛合要素の歯溝の識別番号を噛合目標歯識別番号として決定する噛合目標歯識別番号決定手段と、 前記第1の噛合要素の特定の歯が、前記噛合目標歯識別番号に対応する前記第2の噛合要素の歯溝に噛合うように前記第2の噛合要素と前記第1の噛合要素との回転方向における相対的な位相を合わせ、前記第1の噛合要素と前記第2の噛合要素とを噛合わせる制御手段と、を備えることを特徴とする車両の制御装置。
IPC (1件):
F16H 61/04
FI (1件):
F16H61/04
Fターム (8件):
3J552MA01 ,  3J552MA06 ,  3J552NA01 ,  3J552NB08 ,  3J552PA02 ,  3J552RA02 ,  3J552SB35 ,  3J552TB20
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車両の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-268252   出願人:トヨタ自動車株式会社

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