特許
J-GLOBAL ID:200903043551476819

燃料直噴エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-060556
公開番号(公開出願番号):特開2009-215978
出願日: 2008年03月11日
公開日(公表日): 2009年09月24日
要約:
【課題】 ペントルーフ型ピストンを備えた燃料直噴エンジンにおいて、キャビティの円周方向全域で燃料および空気を均一に混合して燃焼状態を改善しながら、ピストンの円周方向全域を均一に冷却できるようにする。【解決手段】 ピストン13の頂面の中央部に凹設したキャビティ25をN個の仮想的なキャビティ区分に区画したとき、各々の仮想的なキャビティ区分の容積を略等しくすることで、燃料および空気の混合状態を均一化することができる。しかもキャビティ25の裏部にオイルが供給されるクーリングチャネル26を円周方向に設け、キャビティ25とクーリングチャネル26との最短距離dが円周方向に略均一になるように、クーリングチャネル26の高さを円周方向に変化させたので、キャビティ25の冷却状態も各々の仮想的なキャビティ区分において略等しくなり、キャビティ25における混合気の燃焼状態を更に均一化することができる。【選択図】 図14
請求項(抜粋):
頂面のピストン中心軸(Lp)方向の高さが円周方向に変化するピストン(13)と、前記ピストン(13)の頂面の中央部に凹設されたキャビティ(25)と、前記キャビティ(25)内に燃料を噴射するフュエルインジェクタ(23)とを備えた燃料直噴エンジンであって、 Nを2以上の自然数とし、前記キャビティ(25)の内壁面と、ピストン中心軸(Lp)から放射方向に延びて互いに均等な挟み角を有するN個の半平面(X1〜X6)とで、前記キャビティ(25)をN個の仮想的なキャビティ区分(25A〜25F)に区画したとき、前記各々の仮想的なキャビティ区分(25A〜25F)の容積が略等しくなるように、前記キャビティ(25)の内壁面の形状を設定するとともに、前記ピストン(13)における前記キャビティ(25)の裏部にオイルが供給されるクーリングチャネル(26)を円周方向に設けたものにおいて、 前記キャビティ(25)と前記クーリングチャネル(26)との最短距離(d)が円周方向に略均一になるように、前記クーリングチャネル(26)のピストン中心軸(Lp)方向の高さを円周方向に変化させたことを特徴とする燃料直噴エンジン。
IPC (3件):
F02F 3/22 ,  F01P 3/10 ,  F16J 1/09
FI (3件):
F02F3/22 A ,  F01P3/10 A ,  F16J1/09
Fターム (9件):
3J044AA09 ,  3J044AA12 ,  3J044AA14 ,  3J044CA03 ,  3J044CA04 ,  3J044CA25 ,  3J044CA32 ,  3J044CA33 ,  3J044DA09
引用特許:
出願人引用 (2件)

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