特許
J-GLOBAL ID:200903043631665922

急硬性クリンカー組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-311044
公開番号(公開出願番号):特開平8-169734
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 融液を媒体として焼結させるロータリキルンなどを用いての製造が容易であり、遊離CaOが残りにくく、かつ常温ばかりでなく低温においても硬化が速い急硬性クリンカー組成物の提供。【構成】 急硬性セメントに使用されるクリンカーであって、12CaO・7Al2O3を主成分とするクリンカーに、Fe2O3を全体の0.1〜9重量%、CaF2を全体の0.1〜9重量%それぞれ共存させてなるクリンカー組成物に、鉱物相として2CaO・SiO2系のカルシウムシリケート相及び/又は2CaO・Al2O3・SiO2系のカルシウムアルミノシリケート相を全体の0.1〜50重量%共存させ、かつ3CaO・SiO2系のカルシウムシリケート相は共存させないようにした急硬性クリンカー組成物。【効果】 電融法によるC12A7製造上の諸問題、例えば製造コストの高騰を解決できる。
請求項(抜粋):
急硬性セメント、急結材、速硬性セメント、地盤改良材、マスキング材等硬化促進有機物による水和遅延防止用に使用されるクリンカーであって、12CaO・7Al2O3を主成分とするクリンカーに、Fe2O3を全体の0.1〜9重量%、CaF2を全体の0.1〜9重量%それぞれ共存させてなるクリンカー組成物に、鉱物相として2CaO・SiO2系のカルシウムシリケート相及び/又は2CaO・Al2O3・SiO2系のカルシウムアルミノシリケート相を全体の0.1〜50重量%共存させ、かつ3CaO・SiO2系のカルシウムシリケート相は共存させないようにしたことを特徴とする急硬性クリンカー組成物。
IPC (6件):
C04B 7/32 ,  C09K 17/06 ,  C09K 17/08 ,  C09K 17/10 ,  C09K 17/12 ,  C09K103:00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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