特許
J-GLOBAL ID:200903043663406880

フローセル型QCMセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋本 剛 ,  鵜澤 英久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-151430
公開番号(公開出願番号):特開2005-331445
出願日: 2004年05月21日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】1回の測定で複数成分の検知・定量を得ることで測定時間を短縮し、しかもセルの組み立てを容易にしながら再現性よく安定した測定ができる。【解決手段】水晶基板11の表裏面に電極13A〜13Dを隣接させて複数個所に設けたマルチチャンネル構造とし、各電極には検知・定量しようとするサンプルの成分毎に異なるレセプタを固定化することができる構造とし、一方の面の掘り込み部12C,12Dは試料ガスまたは試料溶液を一度に注入・排出できる流路部を形成したフローセル型構造とする。振動子部と流路部を同じ水晶基板で形成し、それらを貼り合わせた構造を含む。 センサの組み立て構造は、保持基板、振動子基板、試料注入・排出ブロックなどの各構成部材をガイドピンのみで案内し、各構成部材の重力を利用した積層構造、さらには加圧ブロックを利用した積層構造とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
圧電基板とその両面に形成した一対の電極によって構成する振動子部と、この振動子部の一方の電極上に試料ガスまたは試料溶液を流す流路部を設け、この流路部に流す試料ガスまたは試料溶液中の成分吸着による振動子の共振周波数の変化またはインピーダンスの変化から試料成分を検知・定量するフローセル型QCMセンサにおいて、 前記振動子部は前記一対の電極を複数チャンネル分形成し、前記流路部は各チャンネルの一方の電極上に一括してそれぞれ試料ガスまたは試料溶液を注入および排出させる流路を構成したことを特徴とするフローセル型QCMセンサ。
IPC (1件):
G01N5/02
FI (1件):
G01N5/02 A
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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