特許
J-GLOBAL ID:200903043679737852

PUREX法の完全化およびこの利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-548881
公開番号(公開出願番号):特表2008-525812
出願日: 2005年12月27日
公開日(公表日): 2008年07月17日
要約:
本発明は、PUREX法の完全化を構成している方法に関し、単一精製サイクルにおける他のアクチニド(Pu、Np、Th等)からのウランの分離を得るのを可能とする。 本方法は連続して: a)ウラン(VI)、プルトニウム(IV)、および他のアクチニド(IV)もしくは(VI)の、硝酸水溶液からの、溶媒相を使用しての同時抽出、および、この後者の洗浄; b)酸化状態(III)のプルトニウムの、該溶媒相からの、硝酸水溶液を使用しての逆抽出; c)酸化状態(VI)のウランの、該溶媒相からの、硝酸水溶液を使用しての逆抽出; d)ステップc)から結果得られてくる硝酸水溶液からの、ウラン(VI)の濃縮を含み、ステップd)において得られた一部ウラン(VI)濃縮水溶液が、ステップb)の間、もしくは、ステップb)とc)との間、該溶媒相から、アクチニド(IV、1種もしくは複数種)を逆抽出するのに使用されることを特徴とする。 利用:UO2、(U,Pu)O2混合酸化物、もしくは(U,Th)O2混合酸化物主体の使用済み核燃料の再処理。
請求項(抜粋):
使用済み核燃料の再処理方法であって、連続して: a)該燃料の硝酸溶液である硝酸水溶液内に存在する核分裂生成物からの、ウラン、プルトニウム、および他のアクチニドの分離であって、この分離は、ウラン(VI)、プルトニウム(IV)、および他のアクチニド(IV)もしくは(VI)の、該水溶液からの、水と非混和性であり少なくとも1種の抽出剤を有機稀釈剤中に含んでいる溶媒相による同時抽出を含み、次いで、該溶媒相の、硝酸水溶液による洗浄; b)ウランおよびプルトニウムの、2つの区別できる流における分配であって、この分配は、プルトニウム(III)の、該溶媒相からの、プルトニウム(IV)をその酸化状態(III)に還元するのに適している1種の還元剤を含有している硝酸水溶液による逆抽出を含み; c)ウラン(VI)の、該溶媒相からの、硝酸水溶液による逆抽出; d)ステップc)から発生された硝酸水溶液の、ウラン(VI)における濃縮 を含み、ステップd)において得られた一部のウラン(VI)において濃縮された水溶液が、該溶媒相から、その酸化状態(IV)に存在するこの相内のこれ(ら)のアクチニドを逆抽出するのに、ステップb)の間、もしくは、ステップb)とc)との間、利用されることを特徴とする、方法。
IPC (1件):
G21C 19/46
FI (1件):
G21C19/46 M
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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