特許
J-GLOBAL ID:200903043740956066
ダンパーシステム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
木下 實三
, 中山 寛二
, 石崎 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-197987
公開番号(公開出願番号):特開2007-016449
出願日: 2005年07月06日
公開日(公表日): 2007年01月25日
要約:
【課題】柱と梁との接合部に生じる振動を良好に吸収でき、かつ、メンテナンスが容易なダンパーシステムを提供する。【解決手段】PC柱10におけるPC部材11に対して、複数のPC部材21を連結したPC梁20をアンボンドPC鋼棒24を介して接合している。ダンパーシステム30は、アンボンドPC鋼棒24よりも低い引張強度および高い伸び率を有した軟鋼にて形成された棒部材31を備えている。棒部材31の両端側を柱側固定具32および梁側固定具33に着脱可能に固定している。このため、地震時には棒部材31が弾性変形することで、棒部材31がダンパーとして機能する。また、地震により、ダンパーシステム30における棒部材31以外の各部が破損することがないので、棒部材31のみを交換すれば、容易にメンテナンス作業を完了することができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
柱および梁を備えた構造体において、前記柱と前記梁との接合部に対して設けられるダンパーシステムであって、
前記柱および前記梁の少なくともいずれか一方は、複数のコンクリートブロック、および、前記コンクリートブロックの内部を貫通し前記コンクリートブロックとの間で非固着状態で設けられ、かつ、緊張力を有した状態で端部が他方に固定された鋼棒を備え、
前記鋼棒よりも低い引張強度および高い伸び率を有した軟鋼にて形成され、前記柱および前記梁の外部に設けられる棒部材と、
前記柱側に設けられ、前記棒部材の一端側を着脱可能に固定する柱側固定具と、
前記梁側に設けられ、前記棒部材の他端側を着脱可能に固定する梁側固定具と、を具備した
ことを特徴とするダンパーシステム。
IPC (4件):
E04H 9/02
, E04B 1/22
, F16F 7/12
, F16F 15/02
FI (4件):
E04H9/02 301
, E04B1/22
, F16F7/12
, F16F15/02 K
Fターム (10件):
3J048AA06
, 3J048AC06
, 3J048BE10
, 3J048DA04
, 3J048EA38
, 3J066BB01
, 3J066BC01
, 3J066BD07
, 3J066BF01
, 3J066BG04
引用特許: