特許
J-GLOBAL ID:200903043869415487

積層型熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-022844
公開番号(公開出願番号):特開平10-220983
出願日: 1997年02月05日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 エンドプレート内の冷媒通路に渦が発生することを抑制して、冷媒通過音の発生を抑制する。【解決手段】 サイドプレート9とエンドプレート10との間の入口側連通部15、出口側連通部14に対応した、エンドプレート10の連通孔100d、100cの縁部からエンドプレート10の外方へ筒状に突出する突出部101d、101cを形成し、この突出部101d、101cの外周に、流体入口パイプ8aおよび流体出口パイプ8bの一端側を嵌合した状態で接合した。この結果、パイプ8a、8bの一端側がエンドプレート10内部、つまり、連通部15、14内へ突出することがなくなるため、この連通部15、14を流れる冷媒に渦が発生することを抑制でき、流体通過音の発生を抑制できる。
請求項(抜粋):
チューブ(2)を金属薄板(4)の積層構造により多数個並列配置してなり、前記チューブ(2)内を流れる内部流体と前記チューブ(2)外を流れる外部流体とを熱交換させる熱交換部(3)を有し、前記金属薄板(4)の積層方向の端部に位置するサイドプレート(9、11)に配置されるエンドプレート(10、12)に、外部流体回路との接続用流体入口パイプ(8a)、流体出口パイプ(8b)を設け、前記サイドプレート(9、11)と、前記エンドプレート(10、12)との間に、前記チューブ(2)の入口側、出口側と、前記流体入口パイプ(8a)、前記流体出口パイプ(8b)とを連通させる入口側連通部(15)、出口側連通部(14)を備え、前記サイドプレート(9、11)は、前記入口側連通部(15)、前記出口側連通部(14)に対応して、第1入口側連通孔(9d)、第1出口側連通孔(9c)を備え、前記エンドプレート(10、12)は、前記入口側連通部(15)、前記出口側連通部(14)に対応して、第2入口側連通孔(100d)、第2出口側連通孔(100c)を備え、前記第2入口側連通孔(100d)、第2出口側連通孔(100c)の少なくとも一方に、その縁部から前記エンドプレート(10、12)の外方へ筒状に突出する突出部(101d)、(101c)を形成し、この突出部(101d)、(101c)の外周に、前記流体入口パイプ(8a)および前記流体出口パイプ(8b)の少なくとも一方の一端側を嵌合した状態で接合したことを特徴とする積層型熱交換器。
IPC (3件):
F28F 3/08 311 ,  F25B 39/02 ,  F28F 9/02 301
FI (4件):
F28F 3/08 311 ,  F25B 39/02 C ,  F25B 39/02 S ,  F28F 9/02 301 J
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 冷媒蒸発器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-172121   出願人:日本電装株式会社
  • 積層型蒸発器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-144509   出願人:日本電装株式会社

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