特許
J-GLOBAL ID:200903043923902461

トルクセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 碓氷 裕彦 ,  加藤 大登
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-180010
公開番号(公開出願番号):特開2004-020527
出願日: 2002年06月20日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
【課題】構造がシンプルで電気的な接触部を持たず、且つ中立点付近で精度の良いトルクセンサを提供することを目的とする。【解決手段】トルクセンサ1は、入力軸2と出力軸3とを同軸上に連結するトーションバー4、入力軸2の端部に取り付けられるリング状の磁石5、出力軸3の端部に取り付けられる一組の磁気ヨーク6及び磁気ヨーク6間に生じる磁束密度を検出する磁気センサ7等から構成される。磁気ヨーク6は、磁石5を軸方向に両側から挟み込むように設けられ、磁石5のN極及びS極と同数の凸部6a及び凹部6bが全周に等間隔に設けられている。磁気ヨーク6と磁石5とは、トーションバー4が捩じれていない状態で、磁気ヨーク6の凸部6aの周方向の中心位置と磁石5のN極及びS極の境界とが略一致するように配置されている。磁気センサ7は、軸方向に対向する磁気ヨーク6間に設けられるギャップ内に挿入されて磁束密度を検出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1の軸(2)と第2の軸(3)とを同軸上に連結し、前記第1の軸と前記第2の軸との間に捩じれトルクが入力されると、自身に捩じれを生じる弾性部材(4)と、 前記第1の軸又は前記弾性部材の一端側に連結されて、周囲に磁界を形成する硬磁性体(5)と、 前記第2の軸又は前記弾性部材の他端側に連結され、且つ前記硬磁性体により形成される磁界内に配置されて磁気回路を形成し、前記弾性部材の捩じれによって前記硬磁性体との相対位置が変化すると、前記磁気回路に発生する磁束密度が変化する構造を有する軟磁性体(6)と、 前記軟磁性体と非接触に設置され、前記軟磁性体の磁気回路に発生する磁束密度を検出する磁気センサ(7)とを備えたトルクセンサ(1)において、 前記硬磁性体は、連結された前記第1の軸又は前記弾性部材の軸方向に着磁されており、 前記軟磁性体は、一方の軟磁性体(6A)と他方の軟磁性体(6B)とを有し、前記一方の軟磁性体と前記他方の軟磁性体とは、前記硬磁性体をその着磁方向に両側から挟み込むように配置され、且つ前記軟磁性体の内周には、凸部(6a)と凹部(6b)とが周方向に交互に設けられ、且つ前記一方の軟磁性体に設けられる前記凸部と前記他方の軟磁性体に設けられる前記凸部とが前記着磁方向に対向して配置され、 前記磁気センサは、前記軟磁性体間のギャップ(G)内に挿入されて、前記一方の軟磁性体と前記他方の軟磁性体との間に生じる磁束密度を検出することを特徴とするトルクセンサ。
IPC (1件):
G01L3/10
FI (1件):
G01L3/10 303
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-093321
  • 特開平2-132336
  • 特開平2-093321
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