特許
J-GLOBAL ID:200903043942482210

磁気記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-009966
公開番号(公開出願番号):特開平10-208201
出願日: 1997年01月23日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】磁気テープ上に記録されている情報がディジタル記録か、アナログ記録であるかを判別して、ユーザの違和感なく高速かつスムーズにモニターテレビへの出画を行う。【解決手段】ディジタル記録が可能な磁気テープが挿入された場合は、ディジタル信号処理回路11からの基準信号SREFで回転ドラム3の回転位相を制御する。テープ種類判別回路60、テープ走行速度判別回路70、アナログ映像信号検出回路25により、磁気テープ4の種類、記録時の磁気テープ走行速度、再生信号のアナログ映像信号有無の判別を行って、切り換えスイッチ22、23、24、32、33、34を切り換えて、磁気記録再生装置から出力する信号を自動的に切り換えることにより実現する。
請求項(抜粋):
磁気ヘッドを搭載した回転ドラムと、その回転ドラムを搭載し、磁気テープを前記回転ドラムに巻回して走行させるテープ走行メカニズムとを備え、アナログ映像・音声信号とディジタル情報信号を選択し、選択した信号を前記磁気テープの斜め方向に所定のトラックを形成しながら記録し、記録された信号を再生する磁気記録再生装置において、ディジタル情報信号またはアナログ音声信号を記録再生する第1の磁気ヘッド群と、アナログ映像信号を記録再生する第2の磁気ヘッド群と、前記第1および第2の磁気ヘッド群を搭載した前記回転ドラムと、前記回転ドラムの回転位相および前記磁気テープの走行速度を制御するサーボ手段と、ディジタル放送信号を復調して、第1のディジタル情報信号に変換する第1のチューナと、前記第1のディジタル情報信号を処理して、前記第1の磁気ヘッド群で前記磁気テープに記録し、前記第1の磁気ヘッド群で再生し、その再生信号を処理して、第2のディジタル情報信号を得るディジタル信号処理手段と、前記第1のディジタル情報信号と前記第2のディジタル情報信号を入力して、選択してどちらかの入力信号を出力する第1の信号切り換え手段と、前記第1の信号切り換え手段の出力であるディジタル情報信号を入力して、第1のアナログ映像信号および第1のアナログ音声信号に変換するデコーダと、アナログ映像入力信号を処理して、前記第2の磁気ヘッド群で前記磁気テープに記録し、前記第2の磁気ヘッド群で再生し、その再生信号を処理して、第2のアナログ映像信号を得るアナログ映像信号処理手段と、アナログ音声入力信号を処理して、前記第1の磁気ヘッド群で前記磁気テープに記録し、前記第1の磁気ヘッド群で再生し、その再生信号を処理して、第2のアナログ音声信号を得るアナログ音声信号処理手段と、アナログ放送信号を復調して、第3のアナログ映像信号と第3のアナログ音声信号に変換する第2のチューナと、前記第2のアナログ映像信号と前記アナログ映像入力信号を入力して、選択してどちらかの入力信号を出力する第2の信号切り換え手段と、前記第2のアナログ音声信号と前記アナログ音声入力信号を入力して、選択してどちらかの入力信号を出力する第3の信号切り換え手段と、前記第2の信号切り換え手段の出力と前記第1のアナログ映像信号を入力して、選択してどちらかの入力信号を出力する第4の信号切り換え手段と、前記第3の信号切り換え手段の出力と前記第1のアナログ音声信号を入力して、選択してどちらかの入力信号を出力する第5の信号切り換え手段と、前記第1のアナログ映像信号と、前記第3のアナログ映像信号と、外部から入力される第4のアナログ映像信号とを入力して、選択していずれかの入力信号を、前記アナログ映像信号処理手段への前記アナログ映像入力信号として出力する第6の信号切り換え手段と、前記第1のアナログ音声信号と、前記第3のアナログ音声信号と、外部から入力される第4のアナログ音声信号とを入力して、選択していずれかの入力信号を、前記アナログ音声信号処理手段への前記アナログ音声入力信号として出力する第7の信号切り換え手段と、前記テープ走行メカニズムに挿入された前記磁気テープの種類を判別するテープ種類判別手段と、再生時に、記録済磁気テープの記録時のテープ走行速度を検出するテープ走行速度判別手段と、前記第2の信号切り換え手段の出力信号から、アナログ映像信号が再生されているかどうかを検出する、アナログ記録判別手段と、前記第4の信号切り換え手段および第5の信号切り換え手段の出力は、それぞれアナログ映像出力端子およびアナログ音声出力端子に接続され、前記サーボ手段は、ディジタル情報信号を記録再生する第1のモードと、アナログ映像、音声信号を記録再生する第2のモードを有し、前記第1のモードでは、少なくも前記ディジタル信号処理手段から出力される基準信号に前記回転ドラムの回転位相を合わせ、前記第2のモードでは、少なくも前記アナログ映像信号処理手段から出力される基準信号に前記回転ドラムの回転位相を合わせるように制御し、前記モードによって、前記回転ドラムの回転位相およびテープ走行速度を異ならしめ、かつ再生時に、前記テープ種類判別手段、前記テープ走行速度判別手段、および前記アナログ記録判別手段の判別結果に応じて、前記サーボ手段のモード、前記第2、第3、第4、第5、第6および第7の信号切り換え手段を自動的に切り換える制御手段とを備えてなることを特徴とする磁気記録再生装置。
IPC (3件):
G11B 5/008 ,  G11B 20/00 ,  H04N 5/92
FI (3件):
G11B 5/008 A ,  G11B 20/00 C ,  H04N 5/92 H
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 磁気記録再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-055416   出願人:株式会社日立製作所

前のページに戻る