特許
J-GLOBAL ID:200903044054561060

カチオン可染性ポリエステル繊維及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外11名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252538
公開番号(公開出願番号):特開平11-093020
出願日: 1997年09月17日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 カチオン染料により染色可能で、かつ高温処理したのちでも潜在収縮力が残存し、最終的な布帛においても高い風合効果を有するポリエステル繊維を得る。【解決手段】 ジカルボン酸成分として、5-ナトリウムスルホイソフタル酸成分を0.8〜1.8モル%、アジピン酸成分を7〜17モル%共重合し、繰り返し単位の81.2〜92.2モル%がエチレンテレフタレートであるポリエステルを、紡速1,200〜3,000m/分の速度で紡糸して未延伸糸とし、残留伸度が25%〜35%になる倍率で延伸し、100°C〜150°Cの熱板で熱セットして得られ、(a)その密度が1.372以下で、(b)繊維強度(g/d)と破断伸度(%)の平方根との積が20以上であるポリエステル繊維。
請求項(抜粋):
ジカルボン酸成分として、5-ナトリウムスルホイソフタル酸成分を0.8〜1.8モル%、アジピン酸成分を7〜17モル%共重合し、繰り返し単位の81.2〜92.2モル%がエチレンテレフタレートであるポリエステルからなり、下記の要件(a),(b)を満足することを特徴とするカチオン可染性ポリエステル繊維。(a)繊維の密度が1.372以下であること。(b)DS×√DE≧20であること。(但し、DSは繊維強度(g/d)、DEは破断伸度(%)を示す)
引用特許:
審査官引用 (6件)
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