特許
J-GLOBAL ID:200903044068800563

多層成形品を成形するための射出成形装置及び多層成形品の射出成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 孝久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-266088
公開番号(公開出願番号):特開平11-165330
出願日: 1998年09月21日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】少なくとも2種類の樹脂から成形され、各樹脂から構成された樹脂層が積層された多層構造物であって、多層構造物の最外層を構成しない樹脂が最外層に出現することを確実に防止し得る射出成形装置を提供する。【解決手段】射出成形装置は、キャビティ24及びホットランナー22A,22Bが設けられた金型20と、少なくとも2つの射出シリンダー10A,10Bとを備え、各射出シリンダー10A,10Bの内部とキャビティ24とを結ぶ各樹脂流路21A,21Bが、キャビティ24に開口したゲート部23の上流で合流する構造を有し、溶融樹脂40Aを一の樹脂流路21Aを経由してキャビティ24内に射出したとき、一の樹脂流路21Aを流れる溶融樹脂40Aを他の樹脂流路21Bに一定量流入させる逆流手段30Bが設けられている。
請求項(抜粋):
(a)キャビティが設けられたキャビティブロックと、ホットランナーブロックとを有する金型、(b)少なくとも第1の射出シリンダー及び第2の射出シリンダー、(c)第1の射出シリンダーの内部とキャビティとを結ぶ第1の樹脂流路、及び、(d)第2の射出シリンダーの内部とキャビティとを結ぶ第2の樹脂流路、を備え、金型内に位置する第1の樹脂流路及び第2の樹脂流路の部分はホットランナーブロック内に設けられ、第1の樹脂流路と第2の樹脂流路とは、キャビティに開口したゲート部の上流の合流部で合流する構造を有する射出成形装置であって、第2の樹脂流路を経由して第2の溶融樹脂をキャビティ内に射出した後、第1の樹脂流路内の第1の溶融樹脂を第2の樹脂流路内に流入させる逆流手段が設けられており、該逆流手段は、第1の樹脂流路内の第1の溶融樹脂が第2の樹脂流路内の第2の溶融樹脂に及ぼす圧力によって動作することを特徴とする多層成形品を成形するための射出成形装置。
IPC (7件):
B29C 45/26 ,  B29C 45/13 ,  B29C 45/16 ,  B29C 49/06 ,  B29C 45/52 ,  B29L 9:00 ,  B29L 22:00
FI (5件):
B29C 45/26 ,  B29C 45/13 ,  B29C 45/16 ,  B29C 49/06 ,  B29C 45/52
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特公昭49-016539
  • 特開昭61-206612
  • 特開昭60-240409
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