特許
J-GLOBAL ID:200903044076409849

注液装置および電池の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-322062
公開番号(公開出願番号):特開2007-095707
出願日: 2006年11月29日
公開日(公表日): 2007年04月12日
要約:
【課題】本発明は、電池容器に電解液をオーバーフローすることなく短時間で効率よく注入でき、かつ確実に脱泡させて電解液の含浸をなし、安定した品質で信頼性の高い電池性能を得られる注液装置および電池の製造方法を提供する。【解決手段】熱融着性シートからなる電池容器Sの開口部b幅方向中央部間隔を強制的に開口する第1の吸着パッドP1および第2の吸着パッドP2と、担体物質収容室20の開口部に近い端縁部位を強制的に開口する第3の吸着パッドP3を備え、これら吸着パッドによって拡大された電池容器開口部を介して担体物質収容室端縁の拡大部位まで挿入され開口間隔をさらに強制的に押し広げる成形ノズルN1,N2と、これら成形ノズルによって拡大された電池容器内部に挿入され電解液を担体物質収容室に注入する注液ノズルKとを具備した。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
熱融着性シートからなり、一面側に突出して担体物質を収容する担体物質収容室を備えるとともに、端縁に開口部を有する袋状の電池容器内に電解液を注入する注液装置において、 上記電池容器の開口部および、上記担体物質収容室の開口部に近い端縁部位を強制的に拡大する拡大手段と、 この拡大手段によって拡大された電池容器開口部を介して担体物質収容室端縁の拡大部位まで挿入され、その周面形状を電池容器シートに転移させて、開口間隔をさらに強制的に押し広げる成形手段と、 この成形手段によって拡大された電池容器内部に挿入され、かつ電解液を担体物質収容室に注入する注入手段とを具備し、 上記拡大手段は、 上記電池容器開口部の幅方向中央部における上記熱融着性シートの両面側に対向し、上記シートを吸着して開口部の幅方向中央部の間隔を強制的に開口する第1の吸着パッドおよび第2の吸着パッドと、 上記担体物質収容室の前記開口部に近い端縁とシートを介して対向し、上記シートを吸着して担体物質収容室の開口部に近い端縁部位を強制的に開口する第3の吸着パッドを備えたことを特徴とする注液装置。
IPC (1件):
H01M 2/36
FI (1件):
H01M2/36 101H
Fターム (5件):
5H023BB05 ,  5H023BB10 ,  5H023CC01 ,  5H023CC06 ,  5H023CC30
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 薄型電池の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-180780   出願人:東芝電池株式会社

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