特許
J-GLOBAL ID:200903044115100109
リクライニングシートにおける操作レバーの付勢構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-344007
公開番号(公開出願番号):特開2000-166681
出願日: 1998年12月03日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 付勢構造の製造コストの低減化に寄与するとともに、組み付け工数の低減化を図る。【解決手段】 カム5を介してロックギヤ4を操作するカム軸6は、一端に軸心方向に延びるかしめ溝63bを備えた二つ割れ部63を有しいる一方、カム5は、中心部分に二つ割れ部63を嵌入し得るように穿設された一対の円弧孔53を有し、渦巻ばね8は、中心側の内側係止端部81が二つ割れ部63のかしめ溝63bに嵌め込まれるとともに、外周側の外側係止端部82が第1ブラケット2のばね係止スリット21bに係止されるように形状設定され、二つ割れ部63は、各片割れ軸63aが対応した各円弧孔53に嵌装されて先端部がかしめられている。
請求項(抜粋):
シートボトムと、所定の範囲内で傾倒するようにシートボトムに連結されたシートバックとの連結部分に配設され、操作レバーの操作によって上記範囲内で任意に設定されたシートバックの傾倒姿勢のロックおよびロック解除を行うように構成されたリクライニングシートにおける操作レバーの付勢構造であって、シートボトムに固定された第1ブラケットと、シートバックに固定された第2ブラケットとが設けられ、上記第1ブラケットと第2ブラケットとは、いずれか一方に凹設された凹部に、他方に凸設された凸部を嵌め合わせることによって相互に相対回動可能に結合され、上記凹部の内周面には内歯ラチェットが形成され、上記凸部は、互いに平行でかつ互いに対向した摺接面を有する一対の片割れ凸部によって形成され、上記各片割れ凸部の摺接面間に摺接状態で移動可能に嵌装され、かつ、互いに反対側の先端面に上記内歯ラチェットに噛合する爪歯の形成された一対のロックギヤが設けられ、カム軸回りに回動して上記一対のロックギヤを互いに逆方向に移動させるカムが設けられ、上記第1および第2ブラケットは、それぞれ相対回動の中心部分に穿設された中心孔を有し、上記カム軸はこの中心孔に挿入されており、上記操作レバーは、上記カム軸を付勢手段の付勢力に抗して回動操作することによりシートバックの回動ロック状態を解除するように構成され、上記カム軸は、一端が軸心方向に延びるかしめ溝を備えた一対の片割れからなる二つ割れ部を有し、上記カムは、中心部分に上記二つ割れ部を嵌入し得るように穿設された一対の嵌入孔を有し、上記付勢手段は、一端が二つ割れ部のかしめ溝に嵌め込まれるとともに、他端が第1ブラケットに係止されるように形状設定され、上記二つ割れ部は、上記一対のロックギヤを互いに離間する方向に押圧した状態で上記付勢手段が上記カムを付勢するように各片割れが対応した各装入孔に嵌装されて先端部がかしめられていることを特徴とするリクライニングシートにおける操作レバーの付勢構造。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (8件):
3B087BD03
, 3B099AA05
, 3B099BA04
, 3B099CA03
, 3B099CA17
, 3B099CA31
, 3B099CB06
, 3B099DA04
引用特許:
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