特許
J-GLOBAL ID:200903044184078131

アルデヒド類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-307707
公開番号(公開出願番号):特開平8-165266
出願日: 1994年12月12日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 ヒドロホルミル化反応により得られる反応生成液から、アルデヒド生成物や高沸物等を分離する際の、ホスファイト配位子の分解を抑制できる効果的な分離条件を提供する。【構成】 ロジウム-ホスファイト系錯体触媒の存在下、オレフィン化合物を一酸化炭素及び水素とヒドロホルミル化反応させることにより得られる、ロジウム-ホスファイト系錯体触媒及びアルデヒド生成物を含む反応生成液から、分離操作によって一酸化炭素、水素、未反応オレフィン系不飽和化合物、アルデヒド生成物、溶媒、中沸点副生物及び高沸点副生物から選ばれる少なくとも1つの成分を分離するアルデヒド類の製造方法において、少なくとも1つの分離操作における温度と滞留時間とを特定式で算出されるP値が1以下となるような範囲内から選定する。
請求項(抜粋):
ロジウム-ホスファイト系錯体触媒の存在下、オレフィン系不飽和化合物を一酸化炭素及び水素とヒドロホルミル化反応させることにより得られる、ロジウム-ホスファイト系錯体触媒及びアルデヒド生成物を含む反応生成液から、分離操作によって一酸化炭素、水素、未反応オレフィン系不飽和化合物、アルデヒド生成物、溶媒、中沸点副生物及び高沸点副生物から選ばれる少なくとも1つの成分を分離するアルデヒド類の製造方法において、少なくとも1つの分離操作における温度と滞留時間とを下記式(1)で算出されるP値が1以下となるような範囲内から選定することを特徴とするアルデヒド類の製造方法。【数1】 P=5.0×103×exp[-5000/(T1+273)]×θT1 ・・・(1)(式中、T1は該分離操作における最高の温度(°C)であり、θT1は該分離操作における液の滞留時間(分)を示す。)
IPC (5件):
C07C 47/02 ,  B01J 31/18 ,  C07C 45/82 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 45/50
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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