特許
J-GLOBAL ID:200903044213267364

OFDM復調方法及びOFDM復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-331870
公開番号(公開出願番号):特開2004-096703
出願日: 2002年11月15日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】OFDM変復調を用いた地上デジタル放送の受信において、伝送路特性の推定精度の向上により、受信性能を向上するOFDM復調方法及び復調装置を提供すること。【解決手段】第1の等化部Aにおいて、分散パイロット信号を時間軸及び周波数軸方向に補間して、伝送路特性Hを求める。そしてFFT後の受信信号Yを伝送路特性で複素除算することにより各信号を復元する。第2の等化部Bでは、得られた信号を硬判定して、マッピングベクトルXを得た後、受信信号YをXで除算することにより、再度伝送路特性を求める。信頼性があると判断される伝送路特性を、分散パイロット信号により得られた伝送路特性と置き換え、周波数軸方向にフィルター処理し、再度伝送路特性H’ を求め、信号点を復元する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
シンボル周期毎に互いに直交する周波数関係にある複数の搬送波に変調を施してデジタル情報を伝送する直交周波数分割多重(OFDM)伝送方式のシステムに用いられ、 シンボル番号をnとし、剰余演算をmodで表し、pを整数とするとき、前記伝送方式のOFDM信号におけるシンボル番号nのシンボルに対し、前記セグメント内のキャリア番号kがk=3*(n mod 4)+12pを満たすキャリア位置に分散パイロット信号SPn,k が配され、 特定のキャリア位置に連続パイロット信号、制御情報信号、付加情報信号が配され、その他のキャリア位置に情報伝送信号が配され、 前記分散パイロット信号及び連続パイロット信号は、前記キャリアの伝送帯域全体でのキャリア番号kにより一意に決定される特定の振幅及び位相で変調された場合のOFDM復調方法であって、 FFT後の受信信号Yn,l (lは整数)の内、前記分散パイロット信号SPn,k を取り出し、 前記分散パイロット信号を時間軸及び周波数軸方向に補間処理することにより伝送路特性Hn,l を推定し、 得られた伝送路特性Hn,l で前記Yn,l を複素除算することにより、各キャリアに配置された制御情報信号、付加情報信号、情報伝送信号のマッピングベクトルXn,l を復元し、 前記復元されたマッピングベクトルXn,l を硬判定することにより、各キャリア位置での第1次マッピングベクトルX’n,lを求め、 前記マッピングベクトルX’n,lで前記Yn,l を複素除算して、第1次伝送路特性H’n,lを求め、 前記H’n,lを周波数方向にフィルター処理することにより、第2次伝送路特性H’’n,l を算出し、 前記Yn,l を前記H’’n,l で除算することにより第2次マッピングベクトルX’’n,l を求め、情報伝送信号を復元することを特徴とするOFDM復調方法。
IPC (4件):
H04J11/00 ,  H04B3/06 ,  H04B7/005 ,  H04N5/455
FI (4件):
H04J11/00 Z ,  H04B3/06 E ,  H04B7/005 ,  H04N5/455
Fターム (12件):
5C025DA01 ,  5K022DD01 ,  5K022DD31 ,  5K046AA05 ,  5K046BA05 ,  5K046BB03 ,  5K046EE06 ,  5K046EE14 ,  5K046EE32 ,  5K046EE45 ,  5K046EF06 ,  5K046EF46
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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