特許
J-GLOBAL ID:200903044219229782

廃水中の揮発性有機化合物を分離・分解処理する方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-093961
公開番号(公開出願番号):特開2002-282843
出願日: 2001年03月28日
公開日(公表日): 2002年10月02日
要約:
【要約】【課題】 地下水又は産業廃水等の廃水にトリクロロエチレン又はテトラクロロエチレン等のような揮発性有機化合物を含んでいる場合に、この揮発性有機化合物を、小型で、且つ、熱効率の高い装置によって、全廃水から分離したのち分解処理する。【解決手段】 前記廃水を、減圧式蒸発缶1内で蒸発し、その水蒸気を凝縮する一方、前記蒸発缶内の不凝縮性ガスを、揮発性有機化合物が溶解できる液体を液封用液体に使用した液封式真空ポンプ15にて吸引し、この液封式真空ポンプから排出される液封用液体を分解容器20内に導いて超音波を照射し、次いで前記蒸発缶1への廃水供給管路2中に設けた間接型熱交換器7に導いて、前記蒸発缶1に供給される廃水を加熱したのち前記液封式真空ポンプ15に戻す。
請求項(抜粋):
揮発性有機化合物を含む廃水を、廃水供給管路を介して減圧式蒸発缶内に導いて沸騰・蒸発し、その水蒸気を凝縮する一方、前記蒸発缶内における不凝縮性ガスを、揮発性有機化合物が溶解する水等の可溶性液体を液封用液体に使用した液封式真空ポンプ等の液封式真空発生手段にて吸引して前記蒸発缶内を減圧に保持し、前記液封式真空発生手段から排出される液封用液体を分解容器内に導いて、当該液封用液体に対して超音波を照射し、次いで、この液封用液体を、前記廃水供給管路中に設けた間接熱交換式の給水加熱器に導き、ここで前記蒸発缶に供給される廃水の加熱に供したのち前記液封式真空発生手段に戻すことを特徴とする廃水中の揮発性有機化合物を分離・分解処理する方法。
IPC (2件):
C02F 1/04 ,  C02F 1/36
FI (2件):
C02F 1/04 D ,  C02F 1/36
Fターム (8件):
4D034AA26 ,  4D034CA12 ,  4D034CA18 ,  4D034CA19 ,  4D037AA11 ,  4D037AB14 ,  4D037BA26 ,  4D037BB06
引用特許:
出願人引用 (4件)
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