特許
J-GLOBAL ID:200903044234967277

固体レーザ発振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-077605
公開番号(公開出願番号):特開平6-268292
出願日: 1993年03月10日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 熱レンズ効果等による光学的歪みを補正し、高出力のレーザ光を得る。【構成】 第1及び第2レーザ媒質1、2(厚みT)間には、等距離(距離d)で且つ平行にフラッシュランプ31,32が配置されている。端面1b及び2b間に配置された反射鏡系10(3つの鏡11〜13より構成される)によって、レーザ光は次の光路を通る。第1レーザ媒質1の強励起部(距離xA )を通ったレーザ光LAは、第2レーザ媒質2の弱励起部(距離T-xA )を通る。逆に弱励起部(距離xB )を通ったレーザ光LBは、強励起部(距離T-xB )を通ることとなる。これにより、各レーザ媒質1、2内の屈折率分布は、全域に亘り均一化され、ゲイン分布は均一なものとなる。
請求項(抜粋):
互いに平行配置され、且つ同一の厚みTを有する第1及び第2レーザ媒質と、前記両レーザ媒質に対し等距離でしかも平行となるように当該両レーザ媒質間に配置された光励起手段と、前記第1レーザ媒質の一端に対面して配置された出力鏡と、前記第2レーザ媒質の一端に対面して配置された反射鏡と、前記第1レーザ媒質の他端と第2レーザ媒質の他端間の光路上に配置された反射鏡系とを備えており、前記光励起手段に対面した前記第1レーザ媒質の面から厚み方向に距離x(x≦T)だけ離れた前記第1レーザ媒質内の光路を通ったレーザ光が、前記反射鏡系を通って前記第2レーザ媒質内に入射した後は、前記光励起手段に対面した前記第2レーザ媒質の面から厚み方向に距離(T-x)だけ離れた光路を通るように、前記反射鏡系が構成されていることを、特徴とする固体レーザ発振装置。
IPC (3件):
H01S 3/08 ,  H01S 3/081 ,  H01S 3/092
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-295180
  • 特開平1-144691

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