特許
J-GLOBAL ID:200903044336795012

太陽電池の最大電力追従制御方法及びその制御プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-245275
公開番号(公開出願番号):特開2001-075662
出願日: 1999年08月31日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】本発明の課題は、最大電力点近傍での発電電力の振動が少なく、且つノイズ等の影響による制御精度の低下が少ない太陽電池の最大電力追従制御方法及びその制御プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。【解決手段】本発明は、電力の増減を1サンプル前の発電電力W(n-1)ではなく、予め設定した電力増減比較値Wkとの比較によって行い、電力増減値ΔW(n)が電力変化基準値Wsより小さい場合には、前回の増減操作を継続して行うため、オンデューティ比増減量dを小さく設定した場合にも、ノイズ等の影響による誤動作を防止することが可能でかつ振動範囲を小さく抑えることが可能である。
請求項(抜粋):
スイッチング用電力変換回路の主スイッチのオンデューティ比の増減と、前記オンデューティ比の増減に起因する太陽電池の発電電力の増減の関係により、次回の前記オンデューティ比の増減を決定し、前記発電電力が最大となるように制御する太陽電池の最大電力追従制御方法において、制御装置はサンプリング周期毎に動作し、任意のサンプリング時刻に検出した発電量から電力増減比較値を減ずることにより電力増減値を得るとともに、前記任意のサンプリング時刻の1サンプル前に決定した前記オンデューティ比から前記任意のサンプリング時刻の2サンプル前に決定した前記オンデューティ比を減ずることにより、オンデューティ比操作量を得、前記電力増減値と前記オンデューティ比操作量を乗ずることにより、オンデューティ比増減判断値を計算するステップと、前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より大きい場合には、前記オンデューティ比増減判断値の極性を判断し、前記オンデューティ比増減判断値が正の場合には、前記任意のサンプリング時刻に検出した前記発電量を前記電力増減比較値に置き換えるとともに前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前記オンデューティ比増減判断値が負の場合には、前記任意のサンプリング時刻に検出した前記発電量を前記電力増減比較値に置き換えるとともに前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた後次回のサンプリング時刻まで待機するステップと、前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より小さい場合には、前記オンデューティ比操作量の極性を判断し、前記オンデューティ比操作量が正の場合には、前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前記オンデューティ比操作量が負の場合には、前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた後次回のサンプリング時刻まで待機するステップとを具備することを特徴とする太陽電池の最大電力追従制御方法。
IPC (2件):
G05F 1/67 ,  H02J 7/35
FI (3件):
G05F 1/67 A ,  H02J 7/35 F ,  H02J 7/35 J
Fターム (17件):
5G003AA06 ,  5G003BA01 ,  5G003CC02 ,  5G003DA04 ,  5G003GB03 ,  5G003GB06 ,  5G003GC05 ,  5H420BB03 ,  5H420BB17 ,  5H420CC03 ,  5H420DD03 ,  5H420EB11 ,  5H420EB26 ,  5H420EB39 ,  5H420FF05 ,  5H420FF25 ,  5H420GG07
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 太陽光発電制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-248271   出願人:大崎電気工業株式会社
  • 連系形電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-206048   出願人:シャープ株式会社

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