特許
J-GLOBAL ID:200903044361768941
液滴吐出機構および画像形成装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-329290
公開番号(公開出願番号):特開2008-142910
出願日: 2006年12月06日
公開日(公表日): 2008年06月26日
要約:
【課題】無駄なインクの循環量を抑制しつつ、循環するインクの増粘を防止する。【解決手段】液滴吐出機構にて、第1タンクと第2タンクの最短接続ユニットが共通しており、第1、2タンクの圧力をPi、Po、不吐出時の第1タンクから第2タンクへの循環量をU0、吐出時の供給路と循環路からの供給量の比をαi:αo、総吐出量をQ、第1、2共通流路の流路抵抗をRi、Ro1とするときに、{Pi-Ri×(αi×Q+U0)}≧{Po-Ro1×(αo×Q-U0)}の条件を満たし、かつ、ユニット間の第1、2共通流路内の流路抵抗をR1、R2、ユニットの総数をZとするときに、〔Pi-Ri×(αi×Q+U0)-R1×(Z-1)×{(αi×Q)/2+U0/2}〕≧〔Po-Ro1×(αo×Q-U0)-R2×(Z-1)×{(αo×Q)/2-U0/2}〕の条件を満たす。【選択図】図4
請求項(抜粋):
インクを貯留する第1インクタンクおよび第2インクタンクと、インクを吐出することができるインク室ユニットと、前記第1インクタンクと複数の前記インク室ユニットを接続する第1共通流路と、前記第2インクタンクと複数の前記インク室ユニットを接続する第2共通流路とを有し、
前記インク室ユニットは、ノズルからインクを吐出することができる圧力室と、前記第1共通流路と前記圧力室とを連通させるインク供給路と、前記第2共通流路と前記圧力室とを連通させるインク循環路とを備えるものとする液滴吐出機構において、
インクの循環は、前記第1インクタンクから供給されるインクが前記第1共通流路とインクを吐出していない前記インク室ユニットと前記第2共通流路の流路間を経由して前記第2インクタンクに回収されることにより行われるものであり、
前記第1インクタンクに、複数の前記インク室ユニットの中で最短距離で接続する最短接続ユニットが前記第2インクタンクにも複数の前記インク室ユニットの中で最短距離で接続されており、
前記第1インクタンク内の圧力をPi、前記第2インクタンク内の圧力をPo、前記インク室ユニットからインクを吐出していない時に前記第1インクタンクから前記第2インクタンクへの単位時間あたりのインク循環量をU0、少なくともいずれか1つの前記インク室ユニットからインクを吐出している時に前記インク供給路から供給される単位時間あたりのインク量と前記インク循環路から供給される単位時間あたりのインク量の比をαi:αo、インクを吐出している全ての前記インク室ユニットにおける単位時間あたりのインクの総吐出量をQ、前記第1共通流路における前記第1インクタンクとの接続部分から前記最短接続ユニットとの接続部分までの流路抵抗をRi、前記第2共通流路における前記第2インクタンクとの接続部分から前記最短接続ユニットの接続部分までの流路抵抗をRo1とするときに、
{Pi-Ri×(αi×Q+U0)}≧{Po-Ro1×(αo×Q-U0)}の条件を満たし、
かつ、隣り合う前記インク室ユニット間の前記第1共通流路内の流路抵抗をR1、隣り合う前記インク室ユニット間の前記第2共通流路内の流路抵抗をR2、前記インク室ユニットの総数をZとするときに、
〔Pi-Ri×(αi×Q+U0)-R1×(Z-1)×{(αi×Q)/2+U0/2}〕≧〔Po-Ro1×(αo×Q-U0)-R2×(Z-1)×{(αo×Q)/2-U0/2}〕の条件を満たすこと、
を特徴とする液滴吐出機構。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
2C056EA25
, 2C056EB29
, 2C056EB58
, 2C056EC19
, 2C056EC32
, 2C056EC40
, 2C056FA04
, 2C056HA05
, 2C056KB16
, 2C056KC20
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
小滴堆積装置
公報種別:公表公報
出願番号:特願2000-590861
出願人:ザールテクノロジーリミテッド
審査官引用 (2件)
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