特許
J-GLOBAL ID:200903044368507248

プラズマディスプレイパネル駆動方法および駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-145844
公開番号(公開出願番号):特開平11-338414
出願日: 1998年05月27日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 インターレース方式を用いたプラズマディスプレイパネルの駆動方法および駆動装置に関し、コントラスト比を改善して表示品質を向上させ、フィールドの切り替わり時に安定な放電を行うことを目的とする。【解決手段】 維持放電期間の最後に、維持放電したセルと当該セルに隣接するセルのみ放電を開始する期間、放電開始電圧以上のパルスを印加し、維持放電したセルまたは場合によっては当該セルに隣接したセルの消去放電を行い、フィールド切り替え時には、切り替え後に表示するセルで全面書き込み・自己消去放電を行う前に、切り替え前に表示したセルに対し同様の放電を行い、その後、全面書き込みパルスと逆極性のパルスを維持放電パルス幅以上の期間印加する。
請求項(抜粋):
基板上に複数の維持電極および複数の走査電極を表示ラインごとに平行に配置すると共に、前記維持電極および前記走査電極とは電気的に離間した複数のアドレス電極を前記維持電極および前記走査電極と交差するように配置し、前記アドレス電極と前記維持電極および前記走査電極とが交差する領域にそれぞれ放電セルを形成したプラズマディスプレイパネルを駆動する方法であって、奇数番目の維持電極と奇数番目の走査電極との間、および、偶数番目の維持電極と偶数番目の走査電極との間にてそれぞれ表示を行う奇数フィールドと、奇数番目の維持電極と偶数番目の走査電極との間、および、偶数番目の維持電極と奇数番目の走査電極との間にてそれぞれ表示を行う偶数フィールドとを備え、前記奇数フィールドおよび前記偶数フィールドの各々は、複数の前記放電セル間の電荷分布を均一にするために前記維持電極、前記走査電極および前記アドレス電極に所定の電圧を印加して複数の前記放電セル内にてそれぞれリセット放電を実行するリセット期間と、前記走査電極と前記アドレス電極との間にて選択した放電セルにおいて書き込み放電を実行し、表示データに応じた選択的な書き込みを行うアドレス期間と、該アドレス期間にて前記の選択的な書き込みを行った放電セルにおいて前記表示データの表示のための放電発光を繰り返し行うために、前記維持電極および前記走査電極に対し交互に維持放電パルスを印加する維持放電期間とを有し、前記リセット期間にて、前記維持電極または前記走査電極に対し、前記リセット放電を開始するために必要な放電開始電圧以上の電圧のリセット放電パルスを、維持放電を行っていた放電セル、および該維持放電を行っていた放電セルに隣接する放電セルにおいてのみ放電を開始する期間印加した後に、該維持電極と該走査電極との間の電位差をほぼ零にすることによって、少なくとも前記維持放電を行っていたセルに対し消去放電を行うことを特徴とするプラズマディスプレイパネル駆動方法。
IPC (2件):
G09G 3/28 ,  H01J 11/00
FI (2件):
G09G 3/28 H ,  H01J 11/00
引用特許:
出願人引用 (3件)

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