特許
J-GLOBAL ID:200903044402527903
油の回収方法と油の回収装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-131323
公開番号(公開出願番号):特開2001-311132
出願日: 2000年04月28日
公開日(公表日): 2001年11月09日
要約:
【要約】【課題】 従来、油田事故やタンカー事故等で海洋に流出した油は、吸引型油の回収船、ドレッジャー型回収船等の専用又は多目的型回収装置によって回収していたが、何れも多額の費用を要し、高価であることから配備する数が限定され、配備場所には係留または格納する大型の施設を必要とした。【解決手段】 事故等により海上など水面上に流出した油を水と油に分離して、浮遊する油を回収するのに好適な油の回収バケットを、一般の建設作業などに使用される起重機、起重機船、掘削機械などに装着して油を回収する方法と装置を提供するものである。
請求項(抜粋):
下記の各工程から構成されていることを特徴とする油の回収方法。第1工程バケット体(1A)と、このバケット体の下面に下方に向け観音開きの状態で取付けられた左右の底板(1B、1B)と、この底板に油と水の粘度差を利用して油と水を分離するために、一定の径と長さを有する円筒形の孔(1C、1C..)を計算により求めた必要個数設けたバケット(1)を用意する。第2工程バケット(1)で、海面に浮遊している油(O)を水(W)と一緒に掬い上げ、当該バケット(1)の底板(1B)を水平状態を保持しつつ、回収槽(1D)方向に移動させながら、水を底板の円筒形の孔(1C、1C..)からバケット外に流下排水させる。第3工程バケット(1)が回収槽(1D)の上面に位置した状態で所定時間保持して、当該バケットを傾けたり、あるいは底板(1B)を開口させるなどして油を流下排出して回収槽(1D)に回収する。
IPC (3件):
E02B 15/10
, B63B 35/32
, E02F 3/413
FI (3件):
E02B 15/10 A
, B63B 35/32 B
, E02F 3/413
Fターム (1件):
引用特許: