特許
J-GLOBAL ID:200903044466853324
(メタ)アクリル酸エステルの製造方法及び製造装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-140966
公開番号(公開出願番号):特開平9-301921
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 粗(メタ)アクリル酸エステル液中に含まれる低沸不純物を留去する場合において、この重合し易い(メタ)アクリル酸エステルの重合を簡易且つ容易に防止して(メタ)アクリル酸エステルを製造する方法及びその装置を提供する。【解決手段】 触媒の存在下、(メタ)アクリル酸とアルコールとをエステル化反応させ、該反応で得た低沸不純物を含む粗(メタ)アクリル酸エステル液を低沸不純物留去工程に移送し該工程において、該低沸不純物を加熱しつつ留去する(メタ)アクリル酸エステルの製造方法において、上記(メタ)アクリル酸エステルと上記アルコール及び上記(メタ)アクリル酸との各ミカエル付加物のうちの少なくとも1種を、該低沸不純物留去工程の釜残液における濃度が3〜30重量%となるように上記粗エステル液に添加する。本装置は、エステル精留塔の釜残液を低沸不純物除去用精留塔内に還流させるための還流用配管を備える。
請求項(抜粋):
触媒の存在下、アクリル酸若しくはメタクリル酸とアルコールとをエステル化反応させ、該反応で得た低沸不純物を含む粗アクリル酸エステル液又は粗メタクリル酸エステル液を低沸不純物留去工程に移送し該工程において、該低沸不純物を加熱しつつ留去するアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法において、上記アクリル酸エステル若しくはメタクリル酸エステルと上記アルコール、及び上記アクリル酸若しくは上記メタクリル酸との各ミカエル付加物のうちの少なくとも1種を、該低沸不純物留去工程の釜残液における濃度が3〜30重量%となるように、上記粗アクリル酸エステル液又は上記粗メタクリル酸エステル液に添加することを特徴とする(メタ)アクリル酸エステルの製造方法。
IPC (4件):
C07C 69/54
, C07C 67/08
, C07C 67/54
, C07C 67/62
FI (4件):
C07C 69/54
, C07C 67/08
, C07C 67/54
, C07C 67/62
引用特許:
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