特許
J-GLOBAL ID:200903044478019974
放電ランプ、ランプ装置、点灯装置および液晶プロジェクタ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-349971
公開番号(公開出願番号):特開平10-188896
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 根元放電に起因する放電ランプのバルブの亀裂発生を防止する条件を満足し、且つ温度上昇に起因する失透を防止する。【解決手段】 石英ガラスにより形成されたバルブ2に、少なくとも金属ハロゲン化物を含む放電媒体、および相対向する陽極9と陰極12とを封入してなる放電ランプ1において、点灯初期時に陽極9の先端と陰極の根元付近との間の根元放電を防止するに足る必要最小限の範囲でバルブ2の陰極12側の全外周中の一部を保温する保温膜13を設ける。従って、根元放電に起因するバルブ2の亀裂発生を防止することができる。また、点灯時にはバルブ2の温度は対流により下部より上部が高くなるが、保温膜13によるバルブ2の陰極12側の外周の保温領域が制限されるため、保温膜13を下側に向けた状態での水平点灯の使用形態の場合には、バルブ2の上部での放熱作用を促進し、失透を防止することができる。
請求項(抜粋):
石英ガラスにより形成されたバルブと;バルブに封入された少なくとも金属ハロゲン化物を含む放電媒体と;前記バルブの両端に設けられた一対の電気導入体と;これらの電気導入体に電気的に接続されるとともに前記バルブ内の放電空間内で互いに対向配置された陽極および陰極と;点灯初期時に前記陽極の先端と前記陰極の根元付近との間の根元放電を防止するに足る必要最小限の範囲で前記バルブの前記陰極側の全外周中の一部を保温する保温膜と;を具備することを特徴とする放電ランプ。
IPC (4件):
H01J 61/35
, F21M 1/00
, G03B 21/00
, G03B 21/20
FI (4件):
H01J 61/35 C
, F21M 1/00 M
, G03B 21/00 D
, G03B 21/20
引用特許: