特許
J-GLOBAL ID:200903044478459281

電磁クラッチ装置および動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-206545
公開番号(公開出願番号):特開2003-021170
出願日: 2001年07月06日
公開日(公表日): 2003年01月24日
要約:
【要約】【課題】 電磁クラッチ装置において、消費エネルギを削減すること。【解決手段】 締結機構65を締結作動させると、サブクラッチ64が締結されて第2回転体62の回転が規制されることで第2回転体62と第1回転体61とが相対回動し、これによりカム機構63が倍力出力を行って第1回転体61がメインクラッチ60を押してメインクラッチ60を締結させて入力部材と出力部材との間でトルク伝達可能な状態電磁クラッチA-C/Lにおいて、締結機構65を、サブクラッチ64に隣設されたアマチュア651と、このアマチュア651をサブクラッチ締結方向に押圧するスプリング652と、スプリング652による押圧力に抗して吸引力を作用させる電磁ソレノイド653と、第2回転体62が移動するのを所定位置で規制する規制面654と、で構成したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
入力部材と出力部材とにそれぞれ装着されて締結状態で入力部材と出力部材とでトルク伝達可能なメインクラッチと、このメインクラッチに隣設してメインクラッチを押圧可能に設けられ、かつ、入力部材と出力部材とのいずれか一方の部材に軸方向に相対移動可能かつ相対回転を規制されて設けられた第1回転体と、この第1回転体に対向して第1回転体と相対回転可能に設けられた第2回転体と、これら回転体の間に設けられて両回転体が回転方向に相対変位するのに伴って軸方向に倍力出力して両回転体を相対的に軸方向に変位させるカム機構と、前記入力部材と出力部材とのいずれか他方の部材と第2回転体とにそれぞれ装着されて締結状態で第2回転体と前記他方の部材との相対回転を規制するサブクラッチと、このサブクラッチの締結および締結解除を行う締結機構と、を備え、締結機構を締結作動させると、サブクラッチが締結されて第2回転体の回転が規制されることで第2回転体と第1回転体とが相対回動し、これによりカム機構が倍力出力を行って第1回転体がメインクラッチを押してメインクラッチを締結させて入力部材と出力部材との間でトルク伝達可能な状態となり、また、締結機構の締結作動を解除すると、サブクラッチの締結が解除され、これにより第1回転体と第2回転体とが一緒に回転してカム機構の倍力出力が停止され、メインクラッチが解放されて入力部材と出力部材との間のトルク伝達を解除する電磁クラッチ装置において、前記締結機構を、前記サブクラッチに隣設して前記他方の部材に、前記サブクラッチを押圧可能に軸方向に移動可能に装着されたアマチュアと、このアマチュアをサブクラッチ締結方向に押圧するスプリングと、通電時に前記アマチュアをスプリングによる押圧力に抗してサブクラッチ締結解除方向に吸引力を作用させる電磁ソレノイドと、前記他方の部材に形成されて、第2回転体がスプリングによる押圧方向へ移動するのを所定位置で規制する規制面と、で構成したことを特徴とする電磁クラッチ装置。
IPC (4件):
F16D 27/115 ,  B60K 6/02 ZHV ,  F16D 13/52 ,  F16D 27/112
FI (4件):
F16D 13/52 D ,  F16D 27/10 351 Z ,  F16D 27/10 341 G ,  B60K 9/00 ZHV C
Fターム (9件):
3J056AA62 ,  3J056BA04 ,  3J056BB02 ,  3J056BB21 ,  3J056CA07 ,  3J056CC03 ,  3J056CC37 ,  3J056GA03 ,  3J056GA12
引用特許:
審査官引用 (5件)
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