特許
J-GLOBAL ID:200903044504591215

車両における減圧タイヤの検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-021518
公開番号(公開出願番号):特開平9-240226
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 車両速度が増大しても誤った警報を発することがなく、必要な感度を維持することができる減圧タイヤの検出方法を提案する。【解決手段】 車輪速度信号値C1-C4から、つぎの式であらわされる車両速度SPDを決定し、SPD=(C1+C2+C3+C4)/(4×KPHFAC)(ただし、KPHFACは速度単位あたりの車輪速度センサ毎の車輪速度信号の数をあらわす定数である)前記エラー値DEL’を車両速度SPDと関連する修正係数SPDELCORで割り、減圧タイヤを警告するためにエラー値DEL’に代えて修正エラー値DELを用いる。
請求項(抜粋):
左前輪、右前輪、左後輪および右後輪の各車輪における車輪速度センサーからの角速度信号値C1、C2、C3およびC4を比較し、タイヤの回転半径を比較することによる車両における減圧タイヤの検出方法であって、該検出方法は、前記4つの角速度信号値C1-C4を中央処理装置で処理して、一対の対角線上にある車輪からの信号値の和から他の一対の対角線上にある車輪からの信号値の和を引き、その結果を前記和の平均値の百分率としてDEL’=(C1+C2-C2-C3)×50/[(C1+C2+C3+C4)/4]とあらわすことによる、通常走行におけるエラー値DEL’を計算するステップ、および前記エラー値DEL’が、0.05であるDEL’MIN値と0.5であるDEL’MAX値とのあいだにあるか否かを検知し、かつ、検知されたときに角速度信号値C1-C4を互いに比較することによってどのタイヤが明らかに減圧しているのかを決定し、最後に車両のタイヤ警報表示器を操作して特定のタイヤが減圧していることをドライバーに警告するステップを含んでおり、さらに前記車輪速度信号値C1-C4から、つぎの式であらわされる車両速度SPDを決定し、SPD=(C1+C2+C3+C4)/(4×KPHFAC)(ただし、KPHFACは速度単位あたりの車輪速度センサ毎の車輪速度信号の数をあらわす定数である)前記エラー値DEL’を車両速度SPDと関連する修正係数SPDELCORで割り、減圧タイヤを警告するためにエラー値DEL’に代えて修正エラー値DELを用いることを特徴とする方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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