特許
J-GLOBAL ID:200903044553220451

重金属を含有する酸性液状流出物の価値を高める方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-530100
公開番号(公開出願番号):特表平10-500357
出願日: 1995年05月22日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】本発明は、重金属を含有する酸性液状流出物の価値を高める方法であって、(i) 該流出物から該重金属を除去し、これによって少なくとも2重量%の塩類を含有する塩水溶液を得、(ii) 工程(i)の終わりで得られた塩水溶液を蒸発又は電気透析により濃縮して少なくとも10重量%の塩類を含有する塩水溶液を得、(iii) 工程(ii)の終わりで得られた塩水溶液を双極膜を使用する電気透析又は好ましくは電気-電気透析に付し、これによって少なくとも1種の塩基、少なくとも1種の酸及び廃塩水溶液を別々に回収し、(iv) 要すれば工程(iii)の終わりで得られた廃塩水溶液を工程(ii)に循環させることからなことを特徴とする重金属含有酸性液状流出物の価値を高める方法に関する。
請求項(抜粋):
重金属含有酸性液状流出物の価値を高める方法であって、 (i) 次の態様: (1) 少なくとも1種の重金属捕捉又は固定剤を該液状流出物に添加し、 (2) 工程(1)の終わりで得られた流出液を固/液分離操作に付して一方では重金属が負荷された該捕捉又は固定剤を含有するスラッジを、他方では少なくとも2重量%の塩類を含有する塩水溶液からなる透過液を得るによって該液状留出物から該重金属を除去し、 (ii) 工程(i)の終わりで得られた塩水溶液を蒸発又は電気透析により濃縮して少なくとも10重量%の塩類を含有する塩水溶液を得、 (iii) 工程(ii)の終わりで得られた塩水溶液を双極膜を使用する電気透析又は電気-電気透析に付し、これによって少なくとも1種の塩基、少なくとも1種の酸及び廃塩水溶液を別々に回収し、 (iv) 要すれば工程(iii)の終わりで得られた廃塩水溶液を工程(ii)に再循環させることからなことを特徴とする重金属含有酸性液状流出物の価値を高める方法。
IPC (4件):
C02F 1/469 ,  B01D 61/44 500 ,  B01D 61/44 520 ,  B01D 61/52 500
FI (4件):
C02F 1/46 103 ,  B01D 61/44 500 ,  B01D 61/44 520 ,  B01D 61/52 500
引用特許:
審査官引用 (2件)

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