特許
J-GLOBAL ID:200903044556567916

生体等多変量時系列データ評価法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-219388
公開番号(公開出願番号):特開2006-015089
出願日: 2004年06月30日
公開日(公表日): 2006年01月19日
要約:
【課題】生体または生体の活動に関連するシステムの機能を定量的かつ客観的に評価するために、システムの要素としての複数現象時系列の相互の関係を把握し、その関係からシステムの自由度、システム内の要素の協調性ならびにその安定性を定量的に把握する汎用的な方法を提供する。【解決手段】複数の周期的生体信号時間的時系列データを用いて、単位周期毎に計算した時系列データ間の相関係数を相関行列として計算し、相関行列の成分毎に複数周期期間の平均値と標準偏差、及び相関行列平均値行列の固有値を計算する。この相関行列の各要素の平均値の行列が協調パタン、相関行列の各要素の標準偏差の行列が協調安定度、1以上の固有値の数が協調自由度を表す。これにより、生体システム等における機能の協調特性やその時間的変化様態を判定することができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
同一の生体システムにおいて、同期して計測した複数の周期的生体信号時系列データについて単位周期毎に計算した時系列データ間の相関係数を相関行列として設定し、相関行列の成分毎に複数周期期間の平均値と標準偏差を計算した結果をもとに、相関係数平均値の行列で1以上となる固有値の個数を生体システムの協調自由度、相関係数平均値の行列を生体システムの協調パタン、相関係数標準偏差の行列を生体システムの協調安定度と定義したとき、この協調自由度、協調パタン、協調安定度から生体システムにおける機能の協調特性やその時間的変化様態を判定する評価法及び装置。
IPC (2件):
A61B 5/11 ,  A61B 5/020
FI (3件):
A61B5/10 310A ,  A61B5/02 D ,  A61B5/10 310G
Fターム (10件):
4C017AA08 ,  4C017AA09 ,  4C017AA14 ,  4C017AA19 ,  4C017BC11 ,  4C017BC14 ,  4C038VA04 ,  4C038VB31 ,  4C038VB34 ,  4C038VC05
引用特許:
審査官引用 (7件)
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