特許
J-GLOBAL ID:200903044583596197

通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-208352
公開番号(公開出願番号):特開平11-041310
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 すでにあるスレーブ通信装置に何らの影響を与えることなく新規の通信装置で従来より高速な通信を可能とする。【解決手段】 PHSなどの通信システムのマスタ装置(図1)に、切替スイッチで切り替えできる従来速度と、より高速速度の2系統の変調器と復調器を設ける。新規に追加するスレーブ装置もほぼ同様の構成にする。リンク確立フェーズにおいて、スレーブ装置からは通信要求とともに変調方法変更要求情報がマスタ装置に通知される。マスタ装置からは通信フェーズで使用するタイムスロットの指定情報と変調方法指定情報がスレーブ装置に通知される。通信フェーズでは、指定された変調方法とタイムスロットで通信が行なわれる。スレーブ装置は必要とする伝送速度に応じた変調方法を選択できる。スレーブ装置から変調方法が指定されなかった場合は、リンク確立フェーズの変調方法と同じ変調方法を通信フェーズで使用するので、変調方法の指定手段を持たない既存のスレーブ装置は影響を受けず、そのまま使用できる。
請求項(抜粋):
マスタ装置からスレーブ装置方向への下り伝送フレームと、前記スレーブ装置から前記マスタ装置方向への上り伝送フレームとのうちの少なくともいずれか一方の伝送フレームは複数のタイムスロットからなる伝送フレームを用いて、1つのマスタ装置と複数のスレーブ装置間で1対多のディジタル通信を行なう通信システムにおいて、通信開始時のリンク確立フェーズでは、第1の変調方法で変調した前記上り伝送フレームと前記下り伝送フレームのそれぞれ1つのタイムスロットを用いて、通信フェーズで使用するタイムスロットの指定情報を伝送するとともに、高速通信を行なう場合は前記第1の変調方法より高速な伝送を可能とする第2の変調方法の指定情報も伝送し、高速通信を行なわない場合は前記第1の変調方法と同じ第2の変調方法の指定情報を伝送するか第2の変調方法の指定情報の伝送を省略し、その後の通信フェーズでは、前記リンク確立フェーズで指定されたタイムスロットと前記第2の変調方法を用いて通信を行ない、前記第2の変調方法の指定情報がない場合は前記第1の変調方法を用いて通信を行なうことを特徴とする通信方法。
IPC (4件):
H04L 27/34 ,  H04B 7/26 ,  H04J 3/00 ,  H04L 27/18
FI (4件):
H04L 27/00 E ,  H04J 3/00 H ,  H04L 27/18 Z ,  H04B 7/26 M
引用特許:
審査官引用 (5件)
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