特許
J-GLOBAL ID:200903044606087864

燃料噴射弁、及びこれを備えた内燃機関装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-323103
公開番号(公開出願番号):特開平8-177684
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 広い運転範囲に渡って安定燃焼し、且つ排気ガス中の有害成分を少なくする。【構成】 燃料噴射弁80は、それから噴射される燃料の広がり噴霧角度を変えることができる。この燃料噴射弁80からの燃料がシリンダ室内12に直接噴射されるよう、燃料噴射弁80をシリンダ17に取り付ける。部分負荷時には、燃料の広がり噴霧角度を広くして、燃料噴射弁80からの燃料が点火プラグ40の端子の方向に向かせて、この端子近傍に良好な混合気を形成し、高負荷時には、燃料の広がり角度を狭くすると共に燃料噴射時期を早めて空気との混合を促進する。
請求項(抜粋):
内燃機関用の燃料を噴射する燃料噴射弁において、一方の端部が燃料入口となっており他方の端部が燃料噴出口となっている燃料通路、及び該燃料通路の途中に形成されている弁体移動空間が、内部に設けられている弁ケーシングと、前記弁ケーシング内の前記弁体移動空間内において移動可能に配置されている弁体と、前記弁体移動空間内における前記弁体の位置を調節する弁体位置調節手段と、を備え、前記弁ケーシングに形成されている前記燃料通路として、ここを通ると噴霧される燃料の広がり角度が予め定めた特定角度になる狭角噴霧用通路と、ここを通ると噴霧される燃料の広がり角度が該特定角度よりも大きくなる広角噴霧用通路とを有し、前記弁体が、前記狭角噴霧用通路で前記燃料が流れ且つ前記広角噴霧用通路で該燃料が流れない狭角噴霧位置と、該広角噴霧用燃料通路で該燃料が流れる広角噴霧位置と、該狭角噴霧用燃料通路においても該広角噴霧用燃料通路でも該燃料が流れない弁閉位置との間において移動可能に、前記弁ケーシングの弁体移動空間は形成され、前記弁体位置調節手段は、前記狭角噴霧位置と前記広角噴霧位置と前記弁閉位置との間で、前記弁体を移動させることができることを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (6件):
F02M 61/18 350 ,  F02M 61/18 360 ,  F02B 17/00 ,  F02B 23/10 ,  F02D 41/34 ,  F02M 61/10
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開昭63-117164
  • 特開昭63-117164
  • ガソリンエンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-234341   出願人:日産自動車株式会社
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