特許
J-GLOBAL ID:200903044607159443

半導体装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-073709
公開番号(公開出願番号):特開平5-275685
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 オン電圧が低く、スイッチングスピードが速く、スイッチングロスの小さい半導体装置を得る。【構成】 電極9,10の間にp+ 基板2と凸部3を有するn- エピタキシャル層1とn+ 拡散領域4とp+ 拡散領域13が形成されており、凸部3とn+ 拡散領域4を挟んで絶縁膜5の上に制御電極6が形成されている。電極9に対して電極10の電位を上げた状態で、制御電極6の電位を上下することによって、n- エピタキシャル層1でポテンシャルバリアーが生じたり、伝導度変調を起こしたりすることにより半導体装置がターンオフ、ターンオン状態になる。【効果】 n+ 拡散領域4の面積を変えずに、ターンオフ時に注入されたホールがp+ 拡散領域13を介して引き抜かれ、ホールを引き抜くときの抵抗が小さく距離が短くなる。従ってオン電圧を低く保ったまま、スイッチングロスが小さくスイッチングスピードが速くなる。
請求項(抜粋):
第1主面と第2主面とを有する第1導電型の第1の半導体層と、前記第1の半導体層の前記第1主面上に形成された第2導電型の第2の半導体層とを備え、前記第1の半導体層は前記第2主面上に選択的に形成された凸部を有し、前記凸部の上面に形成された前記第1の半導体層より低抵抗の第1導電型の第1の半導体領域と、前記第1の半導体層の前記凸部及び前記第1の半導体領域の一方側面に形成された第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜上に形成された第1の制御電極と、前記一方側面に対向する前記凸部及び前記第1の半導体領域の他方側面に形成された第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上に形成された第2の制御電極と、前記第1の半導体領域の表面に前記第1の絶縁膜に接して選択的に形成された第2導電型の第2の半導体領域と、前記第1の半導体領域の表面に前記第2の絶縁膜に接して選択的に形成された第2導電型の第3の半導体領域と、前記第1及び第2の制御電極とは独立し、前記第1、第2及び第3の半導体領域に接して形成された第1の主電極と、前記第2の半導体層に接して形成された第2の主電極と、をさらに備えた半導体装置。
IPC (2件):
H01L 29/74 ,  H01L 29/784
引用特許:
審査官引用 (1件)

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