特許
J-GLOBAL ID:200903044623955853

ブラシレスモータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東島 隆治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-251423
公開番号(公開出願番号):特開2002-078373
出願日: 2000年08月22日
公開日(公表日): 2002年03月15日
要約:
【要約】【課題】 本発明はブラシレスモータにおけるロータの回転位置の検出のためにホール素子等の磁気検出手段を用いることなく、高効率で低振動、低騒音の広角通電を行うことができるブラシレスモータの制御装置を提供すること。【解決手段】 本発明のブラシレスモータの制御装置は、モータ速度、パルス幅変調期間の通電率を決める通電率指標、および直流電源電圧に応じて遮断期間の開始タイミングと終了タイミングを決めるよう構成されている。
請求項(抜粋):
複数相の巻線を有するステータと複数極の磁石を有するロータとを備えたブラシレスモータのための制御装置であって、直流電源に接続された一対のスイッチング素子が電流の流れの方向に対して上流側と下流側に配置されて直列接続された直列回路を複数有するスイッチング回路、前記スイッチング回路の各相の直列回路に供給される直流電圧を検出する直流電圧検出手段、前記スイッチング回路の1つの直列回路の両方のスイッチング素子が同時に遮断されている期間に当該直列回路のスイッチング素子間に接続された巻線の端子に現れる誘起電圧を検出し、出力する誘起電圧検出手段、前記誘起電圧検出手段から出力された誘起電圧の波形と、前記ブラシレスモータの特性から決められる誘起電圧の波形とに基づいて前記ロータの回転位置を演算し、出力するロータ回転位置検出手段、前記ロータの回転位置の時間による変化からモータ速度を演算するモータ速度演算手段、前記モータ速度と指令速度との偏差に基づいて通電率指標を出力する速度制御手段、前記モータ速度、前記直流電圧、及び前記通電率指標のうち少なくとも1つの値と前記ロータ回転位置検出手段から出力されたロータ回転位置とに基づいて、前記スイッチング回路の各相の直列回路の一対のスイッチング素子に同時に遮断信号を出力する期間である遮断期間の開始タイミングと終了タイミングとを各相分作成する遮断期間タイミング作成手段、及び、前記遮断期間タイミング作成手段から出力された各相の遮断期間の開始タイミングと終了タイミングと前記ロータ回転位置検出手段から出力されたロータ回転位置とに基づいて、各相の遮断期間には直列回路の両方のスイッチング素子への遮断信号を作成し、前記遮断期間以外の期間である導通期間には各直列回路の一対のいずれかのスイッチング素子への連続導通信号もしくは前記通電率指標に基づいた断続導通信号のいずれかの信号を作成するとともに、当該対の他方のスイッチング素子への遮断信号を作成して、前記スイッチング回路に出力するスイッチング信号作成手段、を具備することを特徴とするブラシレスモータの制御装置。
IPC (2件):
H02P 6/16 ,  H02P 6/10
FI (2件):
H02P 6/02 341 N ,  H02P 6/02 341 G
Fターム (13件):
5H560BB04 ,  5H560BB07 ,  5H560BB17 ,  5H560DA13 ,  5H560DA19 ,  5H560DB13 ,  5H560EB01 ,  5H560EC01 ,  5H560SS01 ,  5H560TT15 ,  5H560UA02 ,  5H560XA04 ,  5H560XA12
引用特許:
審査官引用 (7件)
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