特許
J-GLOBAL ID:200903044714428481

締結装置および締結方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-152944
公開番号(公開出願番号):特開2001-271821
出願日: 2000年05月24日
公開日(公表日): 2001年10月05日
要約:
【要約】【課題】 小さい締め付けトルクによって被締結部材をねじ部材により締結することができ、かつ緩み難くできるようにする。【解決手段】 締結装置は小径の雄ねじ22が形成されたボルト21と、被締結部材に配置され、大径の雌ねじ32が形成された静止ナット31とを有し、雄ねじ22と雌ねじ32はいずれも同じ向きのねじであり、リードが相互に相違している。ボルト21と静止ナット31の間には、回転ナット41がねじ結合されるようになっており、回転ナット41の内周面には雄ねじ22に噛み合う小径の雌ねじ42が形成され、外周面には雌ねじ32に噛み合う大径の雄ねじ43が形成されている。それぞれを噛み合わせた状態で、回転ナット41を回転させると、回転ナット41の内側と外側のねじのリードの差を進み量として回転ナット41を介して被締結部材11,12が締結される。
請求項(抜粋):
被締結部材に突出して設けられ、第1のリードを有する小径雄ねじが形成された雄ねじ部材と、前記被締結部材に配置され、前記第1のリードとは相違した第2のリードを有し前記小径雄ねじと同じ向きの大径雌ねじが形成された雌ねじ部材と、前記小径雄ねじに対応した第1のリードを有し前記小径雄ねじにねじ結合する小径雌ねじが内周面に形成されるとともに、前記大径雌ねじに対応した第2のリードを有し前記大径雌ねじにねじ結合する大径雄ねじが外周面に形成された締結ねじ部材と、前記締結ねじ部材の少なくとも1箇所の径方向面に軸方向移動距離測定可能とする基準面を形成し、対応する前記被締結部材または前記大径雌ねじ部材との間の軸方向距離を設定する基準面が設けられた構造を有し、前記締結ねじ部材を前記雄ねじ部材と前記雌ねじ部材とにねじ結合した状態で前記締結ねじ部材を回転させることにより、前記第1と第2のリードの差を進み量Lとし、前記大径ねじのねじピッチをPとするとき、締結力による前記被締結部材、大径雌ねじ部材および締結ねじ部材の総圧縮歪み量dL1 と前記小径雄ねじ部材の伸び歪み量dL2 の総和軸方向歪み量がP/L倍拡大され、前記基準面間の移動距離DをD=(P/L)×(dL1 +dL2 )により締結力を設定するようにしたことを特徴とする締結装置。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特公昭46-018526
  • 構造物の付着物付着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-027530   出願人:呉貞鎬
  • 特開昭60-132115
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