特許
J-GLOBAL ID:200903044752413030

航空機の健全性診断装置及び方法並びにプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤田 考晴 ,  上田 邦生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-127701
公開番号(公開出願番号):特開2009-274588
出願日: 2008年05月14日
公開日(公表日): 2009年11月26日
要約:
【課題】駐機中における検査時間を短縮することができる航空機の健全性診断装置を提供する。【解決手段】被診断データファイルが格納される第1記憶部26と、正常データファイルが格納される第2記憶部29と、第1記憶部26から診断に用いる複数のデータセットを抽出して設定するとともに、第2記憶部29から診断に用いる複数のデータセットを抽出して設定する診断ファイル構築部30と、設定された被診断データファイルのデータセット及び正常データファイルのデータセットを元に、統計的演算手法を用いて、航空機の健全性指標値を算出する指標値算出部31と、前記健全性指標値に基づいて、航空機の状態を評価する異常判定部32と、その評価結果を通知する通知部33とを備える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
航空機に設けられた複数のセンサによって計測された計測データに基づいて作成される特性値を用いて、前記航空機の健全性を診断する航空機の健全性診断装置であって、 計測時間に関連付けられた複数の特性値が特性項目別に格納されているとともに、同じ計測時間に関連付けられている特性値を一つのデータセットとした場合に、該データセットには、フライト状況に応じて決定されるクラス分類を示す識別情報が付与されて格納されている第1記憶手段と、 計測時間に関連付けられた複数の特性値が特性項目別に格納されているとともに、同じ計測時間に関連付けられている特性値を一つのデータセットとした場合に、該データセットには、前記クラス分類を示す識別情報が付与されており、かつ、前記データセットを構成する特定の前記特性項目の特性値が予め定義されている所定の基準範囲に属している第2記憶手段と、 前記第1記憶手段から診断に用いる複数の前記データセットを抽出して被診断データファイルを構築するとともに、前記第2記憶手段から前記被診断データファイルと比較される複数の前記データセットを前記クラス分類に基づいて抽出して基準データファイルを構築する診断ファイル構築手段と、 前記診断ファイル構築部によって構築された前記被診断データファイル及び前記基準データファイルを元に、統計的演算手法を用いて、前記航空機の健全性を示す健全性指標値を算出する指標値算出手段と、 前記指標値算出手段によって算出された健全性指標値に基づいて、前記航空機の健全性を評価する評価手段と、 前記評価手段による評価結果を通知する通知手段と を備える航空機の健全性診断装置。
IPC (2件):
B64D 45/00 ,  G01M 5/00
FI (2件):
B64D45/00 Z ,  G01M5/00
引用特許:
出願人引用 (1件)

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