特許
J-GLOBAL ID:200903044792722639

エレベータ用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-074708
公開番号(公開出願番号):特開2008-230797
出願日: 2007年03月22日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】巻上機が低速度で駆動している間であっても、電動機および制動機構を制御して、綱車を安定して駆動させて救出運転することができるエレベータ用制御装置を得る。【解決手段】綱車を駆動する同期電動機9および綱車を制動する制動機構10のそれぞれの作動を制御する制御部14と、同期電動機9の電機子巻線の電気信号から、回転時の回転子の回転速度および磁極位置を推定する回転速度・回転時磁極位置推定手段16と、電機子巻線の電気信号から、停止時の磁極位置を推定する停止時磁極位置推定手段17と、回転子が回転して電機子巻線に発生する誘起電圧と、電機子電流が流れて電機子巻線に生じる電圧降下との大小を比較する第1の比較手段24を備え、制御部14は、誘起電圧が電圧降下より小さい場合には、同期電動機9による綱車の駆動を停止し、制動機構10により綱車を制動する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
綱車を駆動する電動機および前記綱車を制動する制動機構のそれぞれの作動を制御する制御部と、 前記電動機の電機子巻線の電気信号から、前記電動機の回転子の回転時における前記回転子の回転速度および磁極位置を推定する回転速度・回転時磁極位置推定手段と、 前記電機子巻線の電気信号から、前記回転子の停止時における前記磁極位置を推定する停止時磁極位置推定手段とを備え、 前記制御部が、前記回転速度の信号および前記磁極位置の信号を用いて前記電動機および前記制動機構のそれぞれの作動を制御するエレベータ用制御装置において、 前記回転子が回転することにより前記電機子巻線に発生する誘起電圧と電機子電流が流れることにより前記電機子巻線に発生する電圧降下との大小を比較する第1の比較手段を備え、 前記制御部は、前記誘起電圧が前記電圧降下より小さい場合に、前記電動機による前記綱車の駆動を停止し、前記制動機構により前記綱車を制動し、前記誘起電圧が前記電圧降下より大きい場合に、前記回転速度・回転時磁極位置推定手段により推定された前記回転速度の信号および前記磁極位置の信号を用いて前記電動機に前記綱車を駆動させることを特徴とするエレベータ用制御装置。
IPC (2件):
B66B 5/02 ,  B66B 1/30
FI (2件):
B66B5/02 V ,  B66B1/30 E
Fターム (10件):
3F002AA04 ,  3F002CA03 ,  3F002CA04 ,  3F002CA06 ,  3F002EA05 ,  3F002EA08 ,  3F002GB02 ,  3F304CA11 ,  3F304EA34 ,  3F304EB16
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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