特許
J-GLOBAL ID:200903044854427787

回転機の積層コア及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-066432
公開番号(公開出願番号):特開2002-272025
出願日: 2001年03月09日
公開日(公表日): 2002年09月20日
要約:
【要約】【課題】 渦電流損を低減できる回転機の積層コアを提供することにある。【解決手段】 シートコア2は、磁極部の表面に形成される凹部4aと、その裏面に突出する凸部4bとが設けられ、積層されるシートコア2同士の互いの凹部4aと凸部4bとが圧入締結される。但し、互いの凹部4aと凸部4bとの圧入締結が可能な部位と圧入締結が不可能な部位とが周方向に交互に設けられている。このシートコア2を積層して構成される積層コアは、所定枚数のシートコア2群毎に圧入締結部Aが円周方向にずれて積層されている。これにより、積層方向に圧入締結部Aが連続することがないので、渦電流損を大幅に低減できる。また、所定枚数毎にシートコア2を円周方向に回転させて積層することにより、積層方向全体の長さを全周で均一に設けることができる。その結果、回転時のバランスが良好になり、振動及び異音の発生を軽減できる効果がある。
請求項(抜粋):
m個の磁極部を有するシートコアを複数枚積層して構成され、隣接する前記シートコア同士が互いの磁極部分で締結されている回転機の積層コアであって、隣接する前記シートコア同士が締結される締結箇所が前記磁極数mより少なく設定され、前記シートコアの周方向に隣合う前記磁極部間の機械角をθ(rad)とした時に、積層方向にn枚目とその前のシートコア同士が締結される締結箇所と、前記n枚目とその後のシートコア同士が締結される締結箇所とが、整数a×θ(rad)だけ周方向へ全体にずれていることを特徴とする回転機の積層コア。
Fターム (5件):
5H002AA03 ,  5H002AA04 ,  5H002AB01 ,  5H002AC02 ,  5H002AC08
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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