特許
J-GLOBAL ID:200903044860408506

経皮適用剤の改良された薬物放出の時間制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-019622
公開番号(公開出願番号):特開2000-281566
出願日: 2000年01月28日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】この薬物放出の時間制御システムは、デバイス自体の機能により休薬期間を発生させ耐性を回避すること、あるいは例えば硝酸イソソルビド、二硝酸イソソルビドやニトログリセリンのような薬物における朝方の狭心症等の発作に対応することを目的とした遅延放出型製剤を提供する。【解決手段】柔軟な支持体1上に薬物含有ポリマー(薬物保存層)を設け、薬物保存層2は分離膜4を介して遅延層3と接する。この遅延層は薬物の拡散を制御することによって、投与(分離膜の除去)時から実質的な薬物の皮膚への放出までの時間を遅延させ、結果として休薬期間を発生させ耐性の防止を可能とする。特に独特の分離膜構造をとることにより、投与時に薬物保存層と遅延層を接触させる際、患者が簡便にかつ正確に両層を結合可能とする。
請求項(抜粋):
投与部位に貼付の後、身体への薬物の投与を遅延させる薬物投与デバイスにおいて、薬物不透過性の支持体(1)、薬物を拡散によって放出する放出面を有する薬物保存層(2)、薬物保存層(2)から皮膚への薬物の放出を一定時間遅らせるための実質的に薬物を含まない遅延層(3)、上記薬物保存層(2)と遅延層(3)との中間に設けられた、両層を投与部位への貼付時までのあいだ隔離し、貼付時に患者自身で除去可能な分離膜(4)及び必要に応じて皮膚への粘着力を生じさせるための粘着層(5)を有する経皮適用剤の薬物放出の時間制御システムであって、分離膜(4)を除去することにより上記薬物保存層(2)と遅延層(3)とを正確に結合させるために、分離膜(4)がW型構造をとることを特徴とする経皮適用剤の薬物放出の時間制御システム。
IPC (5件):
A61K 9/70 401 ,  A61K 31/34 ,  A61K 47/04 ,  A61K 47/30 ,  A61K 47/32
FI (5件):
A61K 9/70 401 ,  A61K 31/34 ,  A61K 47/04 ,  A61K 47/30 ,  A61K 47/32
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 経皮薬剤放出デバイス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-147603   出願人:新技術事業団
  • 特開平2-264715
  • 医薬部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-337863   出願人:三井・デュポンポリケミカル株式会社
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