特許
J-GLOBAL ID:200903044892298524

ガソリン基材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 木下 實三 ,  中山 寛二 ,  石崎 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-060494
公開番号(公開出願番号):特開2006-241352
出願日: 2005年03月04日
公開日(公表日): 2006年09月14日
要約:
【課題】簡便な手段により水素化処理後の留分中の軽質分を効率よく除去し、ガソリン基材としての性状を満足できるガソリン基材の製造方法を提供すること。【解決手段】ブタン-ブテン混合留分の重合反応生成液より沸点が100°C以上160°C以下の留分を留分(I)として回収する第1の蒸留工程と、沸点が160°Cを超えて200°C以下の留分の一部を留分(II)として回収する第2の蒸留工程と、留分(II)が回収された留分の他部と沸点が200°Cを超える留分の混合留分を水素化処理する水素化処理工程と、パラフィン化された混合留分から沸点が160°Cを超えて200°C以下の留分を蒸留塔1の塔頂留分として回収するに際して、塔頂留分に含まれる軽質分を気化させて除去した留分を留分(III)として回収する第3の蒸留工程を備え、留分(III)のみ或いは留分(I)〜留分(III)を混合してガソリン基材とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ブタン-ブテン混合留分の重合反応生成液より未反応成分を分留除去する分留工程と、 前記未反応成分を分留除去した留分より、沸点が100°C以上160°C以下の留分を留分(I)として回収する第1の蒸留工程と、 前記留分(I)が回収された沸点が160°Cを超える留分より、沸点が160°Cを超えて200°C以下の留分の一部を留分(II)として回収する第2の蒸留工程と、 前記留分(II)が回収された当該沸点が160°Cを超えて200°C以下の留分の他部と沸点が200°Cを超える留分の混合留分を水素化処理して、混合留分におけるオレフィン分をパラフィン分に転化する水素化処理工程と、 前記水素化処理工程によりパラフィン分に転化された混合留分より、沸点が160°Cを超えて200°C以下の留分を蒸留塔の塔頂留分として回収するに際して、当該蒸留塔の塔頂留分を加熱して、当該塔頂留分に含まれる軽質分を気化させて除去した留分を留分(III)として回収する第3の蒸留工程を備え、 前記留分(III)をガソリン基材とすることを特徴とするガソリン基材の製造方法。
IPC (3件):
C10G 69/12 ,  C10G 45/32 ,  C10G 50/00
FI (3件):
C10G69/12 ,  C10G45/32 ,  C10G50/00
Fターム (5件):
4H029CA00 ,  4H029DA00 ,  4H029DA01 ,  4H029DA10 ,  4H029DA14
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭54-133502号公報
  • 特開昭56-40618号公報
  • 特開昭57-96087号公報
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審査官引用 (7件)
  • 特開昭57-096087
  • 特開昭54-133502
  • 特開昭56-040618
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