特許
J-GLOBAL ID:200903045070506865

スロットマシン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 重信 和男 ,  清水 英雄 ,  高木 祐一 ,  中野 佳直
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-283059
公開番号(公開出願番号):特開2007-089817
出願日: 2005年09月28日
公開日(公表日): 2007年04月12日
要約:
【課題】制御を複雑化することなく、特別役(特別入賞)に対する遊技者の期待感を効果的に高めることができるスロットマシンを提供すること。【解決手段】CPU41aは、各遊技状態のそれぞれについての内部当選状態(複数種類のハズレを含む)、及びリールの停止状況(及び停止済みのリールの停止位置)に対して一意的に定められた停止制御テーブルに従って、リールの停止制御を行うとともに、内部当選状態が、ボーナスの成立ゲーム、ボーナスの持越中でハズレ(2)が当選した場合、ハズレ(1)のみが当選した場合に、チャンス目を導出可能な停止制御テーブルに従って、リールの停止制御を行い、ハズレ(2)のみが当選した場合には、チャンス目が導出されない停止制御テーブルに従って、リールの停止制御を行う。また、RTに制御されることによりリプレイの当選確率を高くし、その分ハズレ(2)の当選確率が低くすることで、ハズレ全体に対するハズレ(1)の割合を高める。【選択図】図11
請求項(抜粋):
各々が識別可能な複数種類の図柄が配置された表示帯をステッピングモータの駆動により回動させることで変動表示可能な複数の可変表示領域のそれぞれに表示結果を導出表示させることが可能な可変表示装置を備え、 遊技用価値を用いて1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、前記複数の可変表示領域の全てに表示結果が導出表示されたことにより1ゲームが終了し、前記複数の可変表示領域に導出表示された表示結果の組み合わせに応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、 少なくともいずれか1つの可変表示領域の表示結果が導出される前に、所定のタイミングで所定の範囲内において更新される数値データを、ゲーム毎に判定用数値データとして判定領域に入力する数値データ入力手段と、 前記判定領域に入力された判定用数値データに対して、前記遊技用価値を用いることなくゲームを行うことが可能な再遊技の付与を伴う再遊技入賞及び遊技状態の移行を伴う特別入賞を含む予め定められた複数種類の入賞について発生を許容する旨を決定することとなる判定値の範囲、及びいずれの入賞の発生も許容しないハズレを決定することとなる判定値の範囲が特定可能となるように定められた範囲特定データを記憶する範囲特定データ記憶手段と、 前記判定領域に判定用数値データが入力された後、前記少なくともいずれか1つの可変表示領域の表示結果が導出される前に、前記範囲特定データ記憶手段に記憶された範囲特定データにより特定される判定値の範囲に、該判定領域に入力された判定用数値データが含まれるか否かによって前記入賞の発生を許容する旨または前記ハズレを決定する事前決定手段と、 前記複数の可変表示領域の表示結果を導出させる際に操作されるそれぞれの導出操作手段と、 前記導出操作手段が操作されたときに、該導出操作手段の操作に対応する可変表示領域の表示結果を導出させる制御を行う導出制御手段と、 を備え、 前記事前決定手段は、 前記範囲特定データ記憶手段に記憶されている範囲特定データから特定される前記特別入賞についての判定値の範囲に、前記判定用数値データが含まれる場合に前記特別入賞の発生を許容する旨を決定する第1の特別入賞決定手段と、 前記特別入賞の発生を許容する旨が決定され、該決定により発生が許容された特別入賞が発生しなかったときに、当該決定を次ゲーム以降に持ち越す決定持越手段と、 前記決定持越手段により前記特別入賞の発生を許容する旨の決定が前回以前のゲームから持ち越されている場合に、該持ち越されている決定に基づいて前記特別入賞の発生を許容する旨を決定する第2の特別入賞決定手段と、 を含み、 前記範囲特定データ記憶手段に記憶されている範囲特定データから特定されるハズレについての複数種類の判定値の範囲に、前記判定用数値データが含まれるか否かを判定し、該判定結果に基づいて該当する種類のハズレを決定し、 前記導出制御手段は、 前記複数の可変表示領域のうちいずれの可変表示領域にも未だ表示結果が導出されていない状況において、未だ表示結果が導出されていない可変表示領域について、該可変表示領域に対応する導出操作手段が操作された時点の前記ステッピングモータのステップ数に対して導出される表示結果を一意的に特定する複数の制御パターンから、前記事前決定手段の決定結果に対応する制御パターンを一意的に選択する制御パターン選択手段を含み、 未だ表示結果が導出されていない可変表示領域に対応する導出操作手段が操作されたときに、前記制御パターン選択手段により該可変表示領域について選択された制御パターンが該導出操作手段が操作された時点の前記ステップ数に対して一意的に特定する表示結果を当該可変表示領域の表示結果として導出させる制御を行い、 前記制御パターン選択手段は、 前記事前決定手段により前記特別入賞の発生を許容する旨の決定がなされている場合に、前記ステップ数のうち少なくともいずれか1つのステップ数に対して特定の表示結果を特定する第1の特定制御パターンを選択する第1の特定制御パターン選択手段と、 前記事前決定手段により複数種類のハズレのうち第1のハズレのみが決定されている場合に、前記ステップ数のうち少なくともいずれか1つのステップ数に対して前記特定の表示結果を特定する第2の特定制御パターンを選択する第2の特定制御パターン選択手段と、 前記事前決定手段により複数種類のハズレのうち第2のハズレのみが決定されている場合に、前記ステップ数のうちいずれのステップ数に対しても前記特定の表示結果以外の表示結果を特定する非特定制御パターンを選択する非特定制御パターン選択手段と、 を含み、 更に、該スロットマシンは、通常遊技状態、前記特別入賞が発生したときに移行する遊技状態であり、前記通常遊技状態よりも遊技者にとって有利な特別遊技状態、及び所定の契機で移行する遊技状態であり、前記事前決定手段が前記再遊技入賞の発生を許容する旨の決定を通常遊技状態より高い確率で行うことで、前記再遊技入賞に対応する表示結果の組み合わせが導出される確率が前記通常遊技状態よりも高まる再遊技高確率遊技状態を含む複数の遊技状態のうちのいずれか1つの遊技状態に制御する遊技状態制御手段を備え、 前記導出制御手段は、前記事前決定手段により前記特別入賞の発生を許容する旨及び前記再遊技入賞の発生を許容する旨の双方が決定されているゲームにおいて、未だ表示結果が導出されていない可変表示領域に対応する導出操作手段が操作されたときに、該可変表示領域に前記特別入賞に対応する表示結果よりも前記再遊技入賞に対応する表示結果を優先して導出させる制御を行うとともに、 前記範囲特定データ記憶手段は、 前記ハズレについての複数種類の判定値の範囲において前記第1のハズレが決定されることとなる第1の判定値の範囲が占める割合が所定割合となる判定値の範囲を特定可能な範囲特定データを記憶する通常用範囲特定データ記憶手段と、 前記再遊技入賞が決定されることとなる再遊技入賞用の判定値の範囲が、前記通常用範囲特定データ記憶手段において特定される前記再遊技入賞用の判定値の範囲よりも広くなり、前記ハズレについての複数種類の判定値の範囲が、前記再遊技入賞用の判定値の範囲が前記通常用範囲特定データ記憶手段において特定される前記再遊技入賞用の判定値の範囲よりも広い分だけ、前記通常用範囲特定データ記憶手段において特定される前記ハズレについての複数種類の判定値の範囲よりも狭くなり、かつ前記ハズレについての複数種類の判定値の範囲において前記第1の判定値の範囲が占める割合が前記所定割合よりも高くなる判定値の範囲を特定可能となるように定められた範囲特定データを記憶する再遊技高確率用範囲特定データ記憶手段と、 を含み、 前記事前決定手段は、 前記通常遊技状態において、前記通常用範囲特定データ記憶手段に記憶されている範囲特定データから特定されるハズレについての複数種類の判定値の範囲に、前記判定用数値データが含まれるか否かを判定し、該判定結果に基づいて該当する種類のハズレを決定し、 前記再遊技高確率遊技状態において、前記再遊技高確率用範囲特定データ記憶手段に記憶されている範囲特定データから特定されるハズレについての複数種類の判定値の範囲に、前記判定用数値データが含まれるか否かを判定し、該判定結果に基づいて該当する種類のハズレを決定する、 ことを特徴とするスロットマシン。
IPC (1件):
A63F 5/04
FI (2件):
A63F5/04 512E ,  A63F5/04 514G
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-283385号公報
  • スロットマシン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-320810   出願人:サミー株式会社
  • スロットマシン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-078173   出願人:株式会社三共
審査官引用 (10件)
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