特許
J-GLOBAL ID:200903045072345389

変位拡大機構および制振ダンパーならびに免震機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-194381
公開番号(公開出願番号):特開2009-030695
出願日: 2007年07月26日
公開日(公表日): 2009年02月12日
要約:
【課題】簡単な機構で安定かつ確実に作動して微小変形もロスなく伝達し得る有効適切な変位拡大機構と、それを利用した制振ダンパーおよび免震機構を提供する。【解決手段】変位拡大機構4は、直線状のレール7に沿って直線的に往復移動可能な可動体8を備えた直動機構3(3a、3b)を2台1組として、双方の直動機構におけるレールどうしを所定の傾斜角度βで非平行状態で対向配置し、双方の可動体どうしを連結体により一体に連結した構成である。制振ダンパーAは直動機構における連結体を錘5としてその慣性質量を利用して慣性質量ダンパーとして機能させる。それに代えて、あるいはそれに加えて、1組の錘の間に減衰要素を設置しても良い。構造物と基礎との間に構造物を上下方向に免震支持するための上下免震機構として制振ダンパーを設置する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
間隔をおいて対向状態で配置されて互いに離接する方向の相対振動を生じる2つの構造体間に設置されて、それら構造体間に生じる前記相対振動を制動するための制振ダンパーの構成要素としての変位拡大機構であって、 直線状のレールに沿って直線的に往復移動可能な可動体を備えた直動機構を2台1組として、各直動機構を前記各構造体の対向面に対向配置するとともに、双方の直動機構におけるレールどうしを所定の傾斜角度で非平行状態で対向配置することにより、それらレール間の対向間隔を一端側で大きく他端側で小さくなるように設定し、 かつ双方の可動体どうしを連結体により一体に連結して、該連結体が双方の直動機構により案内されて対向面に平行な方向に沿って直線的に移動しつつ構造体に対して離接する方向に相対変位可能に構成することにより、 前記構造体間に前記相対振動が生じた際には、前記連結体が対向面に平行な方向に直線移動して構造体間の相対変位を許容し、かつその際の連結体の移動距離を、構造体間に生じる相対変位量よりも双方のレール間の傾斜角度に応じて拡大する機構であることを特徴とする変位拡大機構。
IPC (2件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02
FI (3件):
F16F15/02 L ,  F16F15/02 C ,  E04H9/02 331E
Fターム (21件):
2E139AA01 ,  2E139AB04 ,  2E139AC19 ,  2E139BA12 ,  2E139BA22 ,  2E139BA32 ,  2E139BB02 ,  2E139BB18 ,  2E139BB20 ,  2E139BB53 ,  2E139BC01 ,  2E139BD35 ,  2E139CA02 ,  2E139CA23 ,  2E139CB01 ,  3J048AA07 ,  3J048AD06 ,  3J048BF16 ,  3J048BG02 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 制振用ダンパ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-030873   出願人:株式会社大林組

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