特許
J-GLOBAL ID:200903045083736118

小屋組構造及び小屋組の構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-208611
公開番号(公開出願番号):特開2002-021246
出願日: 2000年07月10日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 小屋組の組立作業を専ら建物の外壁線よりも内側で行ない、かつ、高所作業を少なくすることで組立作業の施工性を高めると共に、広い小屋裏空間を得ることができる小屋組構造及び小屋組の構築方法を提供する。【解決手段】 本発明にかかる小屋組構造(10)は、方行屋根(1)等をその下面において支持する小屋組構造(10)であって、屋根面(3)の傾斜方向に沿って隅棟(4)にまで至る登り部(21)と、該隅棟(4)から、隣接する他の屋根面(3)の傾斜方向と直交して水平に延出する水平部(22)とからなるベント梁を備える。そして、建物の内側において四本の水平部(22)が四角枠状に接合され、これを吊り上げて建物の外壁と接合する。従って、小屋組(10)を構成する各梁同士がお互いに支持し合う構造となるので、内壁が不要となり、屋根裏全体からなるひとつの小屋裏空間を容易に構築することができる。
請求項(抜粋):
屋根の基本構造が寄棟屋根及び方行屋根のように、中央部から四方に流れる四つの屋根面を有し、棟を除く各屋根面同士の境が隅棟となる屋根をその下側において支持する小屋組構造であって、前記四つの屋根面のうちの一つの屋根面の下端部側から該屋根面の傾斜方向に沿って斜め上方に該屋根面の左右の隅棟のうちの一方の隅棟にまで至る登り部と、該登り部の前記一方の隅棟側の端部から前記屋根面に隣接する屋根面の傾斜方向と直交するように水平に延出する水平部とを有するベント梁を備え、前記ベント梁には、四つの前記屋根面にそれぞれ一本ずつ互いに同じ高さ位置に前記水平部が配置されるとともに、各隅棟で隣接する隣の屋根面の水平部と接合されて四本の水平部が四角枠状に配置され、かつ、各屋根面の中央より左側の屋根面部及び右側の屋根面部のうちの一方側の屋根面部のみに前記四本の水平部にそれぞれつながる四本の登り部が配置される四本の枠用ベント梁が含まれ、前記ベント梁の前記水平部と前記登り部とのうちの少なくとも登り部を有する斜め梁が備えられるとともに、前記斜め梁の登り部が前記屋根面の他方側の屋根面部に配置されるとともに、前記斜め梁の上側の端部が前記枠用ベント梁に接合されていることを特徴とする小屋組構造。
FI (3件):
E04B 7/06 A ,  E04B 7/06 B ,  E04B 7/06 D
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-049353
  • 屋根小屋組構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-355672   出願人:旭化成工業株式会社
  • 特開平3-271446

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