特許
J-GLOBAL ID:200903045105515234

撥水撥油防汚ガラス及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-131564
公開番号(公開出願番号):特開平8-325037
出願日: 1995年05月30日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 ガラス基材1表面近傍にアルカリ金属を含まないかまたはアルカリ金属含有量が少ないアルカリバリヤー層2を形成した後、ガラス表面に界面活性剤分子を共有結合によって形成して化学吸着膜3とすることにより、耐久性に優れた撥水撥油防汚ガラスを提供する。【構成】 青板ガラス基板1を準備して、まず硫酸水溶液で脱アルカリ処理する。例えば、濃硫酸を水で10%程度に薄めた水溶液にガラス基材を浸漬して、90〜98°Cで5時間程度処理する。この処理によりアルカリ成分が溶出してアルカリバリヤー層2が形成できる。次に、化学吸着用のフロロシラン系界面活性剤としてCF3(CF2)7(CH2)2SiCl3を非水溶媒に溶解した溶液に青板ガラス基板1を浸漬する。その後、非水溶液で未反応物を除去し、水と反応させると単分子からなる化学吸着膜3を有する撥水撥油防汚ガラスが得られる。
請求項(抜粋):
ガラス表面に共有結合によって形成された界面活性剤分子よりなる化学吸着膜を有する撥水撥油防汚ガラスであって、前記ガラス表面近傍はアルカリ金属を含まないかまたはアルカリ金属含有量が少ないアルカリバリヤー層を備えていることを特徴とする撥水撥油防汚ガラス。
IPC (4件):
C03C 17/30 ,  B01F 17/54 ,  C03C 17/42 ,  C09K 3/18 101
FI (4件):
C03C 17/30 B ,  B01F 17/54 ,  C03C 17/42 ,  C09K 3/18 101
引用特許:
審査官引用 (6件)
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