特許
J-GLOBAL ID:200903045108904509

金型形状設計装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-260253
公開番号(公開出願番号):特開平5-096572
出願日: 1991年10月08日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【構成】本発明は、実測データに基づいて、プラスチック成形品とその成形金型の成形面の形状回帰曲線を求め、これらからプラスチック成形品の射出成形に伴って発生する樹脂収縮量を求め、この樹脂収縮量に基づいてプラスチック成形品の樹脂収縮による形状誤差を補正・吸収することのできる金型の成形面の収縮補正形状を示す形状回帰曲線を演算し、さらに、この形状回帰曲線からNCデータを作成するようにしたものである。【効果】本発明は、このような構成を有する本発明の金型形状設計装置は、金型により射出成形されたプラスチック成形品の樹脂収縮に基因する形状誤差を著しく低減することができ、所望の射出成形精度を達成することができる。
請求項(抜粋):
プラスチック射出成形用の金型を設計するにあたり上記金型の成形面の形状をこの金型に充填された溶融樹脂の収縮を補正できる形状に設計変更する金型形状設計装置において、上記設計変更前の金型により成形された成形品の被成形面及びこの成形品を成形した金型の成形面の形状測定データに基づいて上記成形品の被成形面及びこの被成形面を成形した金型の成形面の形状を示す形状回帰式を算出する形状回帰式演算部と、この形状回帰式演算部にて求められた上記成形品と上記金型の形状回帰式に基づいて上記成形品の樹脂収縮量を演算しこれにより得られた樹脂収縮データ及び上記設計変更前の金型設計データに基づいて上記樹脂収縮分が補正された金型の形状回帰式を算出する金型形状補正部と、この金型形状補正部において得られた形状回帰式に基づいて樹脂収縮を補正できる成形面形状を有する金型を加工するためのNCデータを作成するNCデータ作成部とを具備することを特徴とする金型形状設計装置。
IPC (5件):
B29C 45/26 ,  B21D 37/20 ,  B29C 33/38 ,  B22D 17/22 ,  B29L 11:00

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