特許
J-GLOBAL ID:200903045154829180

定着用アンカー、定着用アンカーの製造方法、及びコンクリート構造物の補修補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-188426
公開番号(公開出願番号):特開2004-027728
出願日: 2002年06月27日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】本発明は、取り扱いが容易で、施工性が良い定着用アンカー、定着用アンカーの製造方法、及びコンクリート構造物の補修補強方法を提供する。【解決手段】定着用アンカー1に設けられた扇状アンカー部2は、束体8における埋込みアンカー部3との境界部を扇形状の要部2cとして、所望の扇形状を成形するように、隣り合う繊維ストランド6を所定の間隔をもって離間配置したもので、扇状アンカー部2の先端部2aには、所望の扇形状を保持するように繊維ストランド6と交差する方向に連結糸18が縫い込まれている。同様に、定着部2bにも、所定の離間距離を持って、複数の連結糸18が繊維ストランド6と交差する方向に縫い込まれている。一方、埋込みアンカー部3は、隣り合う繊維ストランド6を束ねた状態で、ストランド束ね材7が巻き付けられて、その先端部3aに結束線22が巻き付けられる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
コンクリート部材の補強に用いられる定着用アンカーであって、 複数の繊維の素線を束ねた繊維ストランドと、 該繊維ストランドを拘束するストランド束ね材と、 前記繊維ストランドを連結する連結糸とにより構成され、 前記繊維ストランドを所定の長さに束ねて形成された束体の、他方の端部から中間部近傍の所定位置までは、前記ストランド束ね材が1から数カ所もしくは埋め込み部全域に巻き付けられるもしくは縫い込まれて、棒状の埋込みアンカー部が成形されるとともに、 前記束体の中間部近傍の所定位置を要部として一方の端部に扇形状が成形されるように、隣り合う繊維ストランドが均等に扇形状もしくは放射状に離間配置されて、隣り合う該繊維ストランドの離間距離を保持するように、前記連結糸が繊維ストランドに交差する方向に、複数箇所で縫い込まれて扇状アンカー部が成形されることを特徴とする定着用アンカー。
IPC (1件):
E04C5/07
FI (1件):
E04C5/07
Fターム (3件):
2E164AA05 ,  2E164BA06 ,  2E164BA12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 柱の耐震補強方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-264127   出願人:鹿島建設株式会社

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