特許
J-GLOBAL ID:200903045183455434

射出成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-022570
公開番号(公開出願番号):特開平9-207178
出願日: 1996年02月08日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 ウエルドラインの発生を可及的に抑制し、また発生したとしても製品にその影響が及ばないようにする射出成形装置を提供する。【解決手段】 ゲート4を経て空隙部3に流れ込んだ熔融プラスチックは穿孔ピン6によりその流れを妨げられ分岐し再び接合する。この接合部に近い位置を肉厚の変化するリブ11として、ここに溜った空気やプラスチックのガスを強制ガス抜き装置14により強制的に排出させる。ガスはガス抜きピン8を通過して金型の外へ排出される。ここでは、完全にガスが抜けきれなくても、ウェルドはガス抜きリブ11に発生し、製品取り出しのための突き出し作業時に、これと連動してカットピン12が前進して、ガス抜きリブ11が切断されて、接合面に発生していたウエルドラインは、最終的に得られる成形品には現れない。
請求項(抜粋):
金型キャビティと金型コアとの間に形成される空隙部に熔融プラスチックを射出し、射出された熔融プラスチックに分流及び再接合が生じるように該空隙部が形成されている射出成形装置において、前記金型コアの前記再接合発生位置近傍に、ガス抜き用リブの成形部とそこから連なるガス抜き路を設けるとともに、前記ガス抜き用リブのカットピンを装着し、前記空隙部に前記熔融プラスチックを射出する際、前記ガス抜き路を機能させ、該空隙部に該熔融プラスチックを充填し、成形品の突き出し時に前記カットピンにより前記ガス抜き用リブを取り除くようにしたことを特徴とする射出成形装置。
IPC (2件):
B29C 45/34 ,  B29C 33/10
FI (2件):
B29C 45/34 ,  B29C 33/10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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