特許
J-GLOBAL ID:200903045185916030

耐火物厚み測定方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-279620
公開番号(公開出願番号):特開平10-122847
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 耐火物の残存厚みを正確に把握することが可能な耐火物厚み測定方法及びその実施に使用する装置を提供すること。【解決手段】 開孔部4において露出している耐火レンガ3の表面に、超音波探触子5の接触媒体5aが接触させてある。超音波探触子5にはパルサー6及び信号増幅器7が接続されており、信号増幅器7にて増幅された信号は、平均化処理部10a と厚み測定部10b とを備えた信号処理器10へ、バンドパスフィルタ8及びA/D変換器9を介して与えられる。耐火レンガ3の外側表面近傍には、熱流束計12に接続された温度計11,11が耐火レンガ3の厚み方向に所定間隔を隔てて埋設されており、熱流束計12にて得られた信号は熱源位置を検出するための熱伝導計算装置13へ与えられる。信号処理器10及び熱伝導計算装置13にて得られたデータは、耐火物の厚みを演算する演算器14へ与えられる。
請求項(抜粋):
炉の鉄皮内側にライニングされた耐火物の厚みを測定する方法において、耐火物の外側表面から内側へ向けて弾性波を伝搬させ、耐火物の健全部とこれより内側部分との境界における反射波を検出し、弾性波の前記健全部における往復時間から該健全部の厚みを算出し、耐火物の外側表面近傍の、厚み方向に所定間隔を隔てた少なくとも2個所の温度を測定し、この温度測定値と経験的に求められた耐火物の健全部及び内側部分の熱伝導係数とを用いて前記内側部分の厚みを算出し、前記健全部の厚みと前記内側部分の厚みとを加算することにより耐火物厚みを算出することを特徴とする耐火物厚み測定方法。
IPC (3件):
G01B 17/02 ,  C21B 7/24 306 ,  F27D 21/00
FI (3件):
G01B 17/02 Z ,  C21B 7/24 306 ,  F27D 21/00 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-297512
  • 特開昭62-225905

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